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≪Vol.69≫リーダーが○○を言ってはいけない

「大変だけど、頑張ろう」
「今は我慢のときだから、頑張ろう」
「つまらない仕事だけど、今日だけだから頑張ろう」

こんなこと、言ってませんか??

さて、話は変わりますが、
今、渋谷で運営している観光支援施設で、キングコング西野さんの
【<映画>えんとつ町のプペル】の応援企画が進んでいるのですが、
個人的には好きな絵本だったので、とても楽しみにしています。

<絵本>えんとつ町のプペルの次の作品で
「チックタック~約束の時計台~」
という絵本があるのですが、これも大人でも楽しめる内容です。
個人的に好きです。読んだことはありますでしょうか?

内容は
時計の針は毎時間、長針と短針が重なる時間(1時10分など)が
あるのだけれど、
12時の鐘が鳴る前の11時台だけは一度も重ならない。

人生も同様で、
どんなことにも「成功(楽しい)」の前には、
11時台という「我慢」の時間がある。
でも、必ず11時台を頑張れば「12時」というゴールを迎えることが出来る。
という、自分を頑張らせてくれるようなお話です。
#子供には難しいかな・・・きっと

さて、本題なのですが、
仕事には必ず「楽しいだけではない」ことがあります。
それは「準備」かもしれないし、「掃除」かもしれないし、
「営業」かもしれない。

僕の仕事は、僕が仕事をするのではなくて、
外国人(留学生/社会人)が実務をする仕事をしています。
なので、外国人メンバーに気持ちよく仕事をしてもらうことが、
最も成果が出ることだと思っています。

ただ、お仕事によっては、
一般的には「大変ですねぇ」というような内容のお仕事をすることも
当然あります。

そのときに、僕はどうやったら
「楽しんで仕事ができるのか」
「働く人にとって価値があるものにできるのか」
を考え、

「詰まらない」⇒「詰まる仕事」に変換する作業と交渉をします。
僕の仕事は「この仕事が」一番大切な仕事だと思っています。

「詰まる仕事」なら、みんな自発的に頑張ってくれる確率が圧倒的にあがるので、成果が圧倒的に上がります。
これは間違いないと思いますし、この作業をリーダーがさぼっては絶対に行けないと思っています。
これをさぼると、間違いなく成果があがらなくなるなと感じています。

この場合にリーダーとして2つのことを考えるのですが、

①現場の人に考える機会を与えるため、あえて任せる
②自分にとってめんどくさい、時間がない、現場でどうにかなるだろうということで、現場にそのままおろす。

この二つのことは、志は全く違うのですが、
事実はあまり変わらなかったりします。

ただ、
①の気持ちで動いたものと、
②の気持ちで動いたものでは、

同じことをしたのに、確実に
①の方が成果が出て、
②の方が成果が出ないです

僕の経験では。

おそらくですが、
①は実務を行う人にとって「詰まる仕事」の段階まで準備出来ていて、
②は「詰まらない仕事」のまま、おろしているからだと思います。

最後にチックタックの内容を回収しないとですが、
働く人に「12時は必ず来るんだ!」と思わせてあげることが
リーダーにとって一番必要なことじゃないかなと思います。

今、辛くて、苦しい人
きっと今は「11時台」です。
必ず12時の鐘が鳴ります。
お互い頑張りましょう!

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石川雄大 ~外国人と働く~
いただいたサポートは、TOKYO GLOBAL LABという弊社の外国人留学生が日本のインバウンドの課題を解決するための活動に活用させていただき、皆様の役に立つ情報を提供いたします。よろしくお願いします。 https://tokyo-global-lab.com/