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≪Vol.275≫外国人にやらないでほしいこと3選

外国人と話す機会があると、お互いに「話題」を見つける作業をするのですが、これは効果的ではないな・・・と思うことを以下記載します。

①日本語上手いですね

外国人観光客の場合はいいのですが、日本に住んでいる外国人の場合は日本語が出来ることが多いです。そして日本社会で普通に社会生活をしているので、日本人から「日本語が上手いですね」という会話をされると、日本人の方が立場が上にあるように感じてしまいます。
逆に言うと「日本語を指摘してあげる」くらいの方が喜ばれることがあります。相手も「この人は自分と同じ目線で話しているな」と思ってもらえます。

②肉を食べないって大変じゃないですか

これは「肉」だけの話ではないのですが、
例えば、宗教的なことで言うとイスラム教の方は「豚肉」を食べないとか、お祈りするとか、女性だと夏でも長袖を着ているとか、ヒジャブ(頭に巻いている布)をしているとか、
また欧米の方だと、ベジタリアン・ヴィーガンの方も増えていまして、肉や魚など動物性のモノを食べない方もいます。
その方に「大変じゃないですか・・・」ってついつい言いたくなるのですが、相手は何度も言われているので、正直面倒なんです。ほっといてよ、って。(そこまで思ってないけど)
逆に、そういう場合はどんな料理するの?とか、どこで食材買ってるの?とか、聞くのはイイことだなと思います。
要するに「大変ですね」って言われるのが面倒ということです。

③相手の国のことをベラベラしゃべる

日本人同士でもよくある話ですが、良かれと思って相手の出身地のことをずっと話すケースがあります。
例えば相手が「アメリカ出身」だった場合に、
「ニューヨークのブロードウェイ行ったことがあるんですよ。ロサンゼルスのハリウッドもいったことがあるんですよ。ラスベガスでショーも見たことがあるんですよ。そして、そして・・・」って話してしまうことがよくあるのですが、多くの場合は「へぇ~、そうなんですか!すごいですね!」って言いつつも、相手は「私、シカゴ出身だからNYやLA知らんし、行ったこともないし・・・」ってなっているケースが結構あります。

※僕も愛媛出身です。という話をすると、
「道後温泉が・・・」「みかんが・・・」という話が結構あるんですけど、僕は愛媛出身だけど四国中央市だから、松山市のことはよく知らんし・・・なんて思っていたことも何度もありました。
今は何度も行ったのと勉強したので話せるのですが、
昔は「よく知らんし・・・」って思っていました。。。


というように、外国人だと特別に感じてしまって、またお互いに会話の糸口を見つけるために、上述したような話をしてしまうのですが、結構相手は困っていて、日本人同士のお友達と話すように会話できればベターです。

ちなみに、上述したようなトピックがダメなのではなくて、「会話の糸口」のために話すとダメだけど、会話の中でのトピックの一つとして話す分には全く問題ないので「タブーではない」けど「ちょっと難易度があるテーマ」ということではあります。


今週も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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石川雄大 ~外国人と働く~
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