≪Vol.288≫「インバウンド対策予算は1000億円超」~外国人観光客集客~
ワン・ステップの石川雄大です。
今日のテーマは「インバウンド対策予算は1000億円超」です。
さて、令和7年度の観光庁の予算が540億円と発表されました。
そして、年末に令和6年度の観光庁の補正予算が543億円と年間で1000億円以上の予算が組まれています。
*キーワード
・地方誘客
・オーバーツーリズム対策
・宿泊事業者再生
この3つのキーワードはそれぞれ関わり合っていますが、
ザックリとどんな事になるかと考えると、
==
外国人観光客はガンガン増やしていこう!
でも、東京・京都など人気スポットだけに人が多く集まるから、オーバーツーリズムになってしまうエリアがあるから対策はしよう。
人気エリアに行く外国人観光客には、もっと地方にも行ってもらおう。
地方に行ってもらうためには、地方にいいコンテンツを作って、多くの外国人が来てもいいように宿泊施設も再生しよう。
==
そんなことに日本はお金をたくさん使いますよ。
ということではないかと思います。
発表されている対策事業の中に出てくる単語に「人材不足」がよく出てきます。私も昨年末に宿泊事業者向けの外国人人材採用・育成のセミナーをしに行きましたが、人材不足問題は、もう仕方がないのですが年々増え続けていくでしょう。
並行してICTなどの機械化・自動化の対策もかなり推進しているように思います。
少子化だけど、移民の受入れは進みづらい日本にとっては、この技術革新は本当に大事になってくるだろうと思います。
この技術的なことは、都会の人より地方の人の方が苦手で、若者より年配の人が苦手なので、
牛歩的な進み方にはなるだろうと思いますが、万博などを契機により良いイノベーションが進んでほしいところです。
2025年もインバウンドはより地方にも進んでいくと思うので、
セールスをさせてもらいますが、全国でインバウンド施策をしている皆様、
今、手を付けていることが「外国人観光客にとって役立つのか?使いやすいのか?」というチェックが必要であれば
いつでも私に声掛けしてくださいませ。
(まだ弊社には観光庁予算が届いてきていませんので(笑))
最後に、現場の声です。
正月明けの渋谷の状況ですが、
正月休みが終わって、1週目はやや観光客が減ったかなという肌感はあります。ただ、この3連休はまた通常くらいになってきているかなという感触もあります。
春節(1/29)までは少し減るかなと思っていましたが、ドカンと減るほどでもないかなという感触です。
日本に来る外国人観光客の8割以上は春節を採用している国なので、さて月末から始まる春節休暇はどうなるか。
これからも引き続きリアルな声もお届けさせてもらいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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