≪Vol.273≫給料=責任=決断
「どうやったら給料上がるんですかね?」
という質問があったとしたら「儲けたらいい!」というのが通常の回答になるだろうと思います。
それは間違いありません。
どんだけ長い時間働こうが、
どんだけ大変な仕事をしようが、
どんだけ大きな責任があろうが、
「儲からないことには給料は上がりません」。
(会社が潰れちゃうから)
というのは大前提の大前提ですが、
質問する人はおそらく「会社にお金がなくて倒産しそうな」ケースではなくて、「儲かってそうなのに・・・」または「会社にはお金があるのに・・・」というケースだろうと思います。
そのときに「儲けたらいい」というのは、ちょっと説明としては違っていて、僕の勉強したことでいうと
「儲け」=「成果給」
「責任」=「基本給」
と分けて考えています。
だから、1億円の仕事を取ってきました!3000万円利益でます!
というのは「成果給=ボーナス」で反映されることになります。
責任をとる!とはどういうことなのか
さて、昨日「シビルウォー~アメリカ最後の日~」を観て、アメリカ文化に影響を受けているところではあるのですが、
その内容は以下に動画で話したので、良かったら聞いてみてください。
そう「決断」の話です。
動画の中ではほんの小さな一コマの話をしています。
このタイトルにも書きましたが、
給料(基本給)を上げるということは、「責任の量を増やす」ということになります。それなりに認められないと責任ある仕事をさせてもらえないわけですが、では「責任」とは?
と考えると「決断」をすることだろうと考えます。
そう考えると自分で「決断」が出来ないと給料が上がらないことになります。これは結構日本人が苦手な領域です。
「決めれる人」ってあまりいないように思います。
なぜなら決めると責任が伴うからです。
モノゴトがうまくいかないと「石川さんが、こうやれって言ったんじゃないですか!」ってことになります。
何かにつけてそういうことになります。
多くの場合は「うまくいったときには何も言われないけど、うまくいかなかったときにのみ責任が伴う」ことの方が多いです。
だから「給料が高いんです」
本当は責任を持ってプロジェクトを動かす事の楽しさもたくさんありますが、「給料」との相関関係でいうと「責任(特に困ったときの責任)」の話が一番腑に落ちるとは思います。
これまでの昔ながらの日本文化とは違う習慣を持った現代の日本人の若者や外国人の方々にも、自分なりに相手にわかってもらえる言葉で説明できる。ということが大切だなと今は強く思います。
だから勉強します!
今週も最後まで読んでいただきありがとうございます。