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今更ながら、背番号の「フォント統一」について考えてみた

皆さん、こんにちは。ゆーだいです!

今回は、背番号の「フォント統一」について考えてみたいと思います。

概要

Jリーグは去年の2021シーズンから、Jリーグ公式試合に出場する選手が着用するユニフォームに表示する「選手番号および選手名」の書体デザインを全クラブで統一し、「Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー」として導入することを決定した。

つまり、選手番号および選手名のフォントを全クラブで統一するということである。そのため、東京ヴェルディや清水エスパルスなどでは独自のフォントを採用していましたが、そのような独自のフォントはもう二度と見れないということです。

Before

各クラブで採用されていた独自のフォント

After

全クラブ共通となるフォント

経緯

では、なぜ、Jリーグは共通のフォントを採用することになったのか?

村井チェアマンによると、このプロジェクトが動き始めたのは約2年前。2017年にDAZNで公式戦が配信されるようになって以降、テレビだけでなく比較的小画面のスマートフォンやタブレットなどを用いて視聴する層が大幅に増加し、「サッカーの環境変化が起きてきた」のがきっかけだという。

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?310932-310932-fl

そして、そこで問題となるのが「視覚性」である。

村井チェアマンは「サッカーが好きになる、もしくはクラブが好きになる。その前にはどなたか選手のファンになる。またその前にはあの良いプレーをした選手は何番?誰だっけ?と個人を認識するところからサッカーの裾野が広がっていく。そう考えた時に視認性が低いことが懸念されていた」と振り返る。

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?310932-310932-fl

そこで、Jリーグはアシックス、資生堂などを担当してきた北欧最大級のデザイン会社「Kontrapunkt(コントラプンクト)」と共同し、視認性に配慮したユニバーサルデザインを取り入れたJリーグオリジナルのデザインとなる「J.LEAGUE KICK(Jリーグキック)」を開発し、Jリーグ公式試合全体の観戦・視聴環境の向上につなげていきたいと考えている。

確かに、視覚性が向上することによって、試合が見やすくなるのは良いことである。しかし、ジェフ千葉のようにJ創設期から一貫して同じフォントを使い続け、一定のブランディングに成功している例もある。また、清水エスパルスや東京ヴェルディも独自の書体を導入する取り組みが広がってきた中で、これからは、このようなチーム独自のフォントが見れなくなるのは、非常に残念である。

私の意見・考え

私は背番号の「フォント統一」については反対である。

なぜなら、私は背番号のフォントは非常に重要であると考え、
フォントは『チームを写す鏡』であると言っても過言ではない。

フォントを統一することで、見やすさは向上すると思うが、
個性がなくなり、面白味に欠ける

ジェフ千葉のように、一貫して同じフォントを使い続け、長年の伝統があるにもかかわらず、Jリーグは見やすさを重視して、長年の伝統を壊そうとしているのである。それは、ジェフ千葉に関わる関係者や選手、サポーターはもちろん、他の独自のフォントを採用しているチームやサポーターにも失礼である。

そもそも、「フォント統一」は必要なのか?
私もDAZNでJリーグの公式戦が配信されるようになってから、パソコンやタブレット、スマホなど比較的小画面の媒体で試合を視聴したことはあるが、それほど見にくいと感じたことはない。中には、見にくいと感じる人もいると思うが、全体でどれくらいの人が見にくいと感じているのか。

Jリーグの調査によると、

2013年から18年、各クラブの背番号や選手名に関する視認性不良の報告は約45件。おおむね年4〜5件のペースで発生していた。

この報告を聞いて、視覚性不良に関するクレームは多いと感じるか。はたまた、少ないと感じるか?

私は少ないと感じる。2013年から18年の5年間で約45件。1年に4〜5件のペースで起こっているとされている。確かに、1年に100件ぐらいクレームが来ていたら、多いなと感じるが、年に4〜5件である。
あくまで、私の肌感覚ではあるが、年に4〜5件は非常に少なく、そこまで重要視しなければいけない問題なのか。そこは疑問として残る。

私の考えとして、オプション制にすれば良いと思う。

共通フォントである「J.LEAGUE KICK」
or
チームが考えた独自のデザイン

そのどちらかを選べるようにすれば良いのである。そうすれば、ジェフ千葉のように、フォントにこだわっているチームであればチーム独自のデザインを採用することができ、こだわりがないのであれば、共通フォントである「J.LEAGUE KICK」を採用することができる。

まとめ

いかがでしたか?

この問題に対しては、様々な賛否両論の声や意見が上がっています。
たかがフォントと考える人もいるかもしれませんが、フォントは『チームを写す鏡』であり、非常に重要なものであると考えている。社会には、様々な価値観や意見を持っている人がおり、現在はそのような多様性を認めようとする風潮が高まっています。そのため、Jリーグもフォントに対しては、「多様性」を認めて欲しいなと思う。

最後まで読んでくださりありがとうございます!

では、さようなら。





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ゆーだい
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