視野が狭くなることは完全悪なのか?
お疲れ様です.朝に投稿をできるだけしようと思ったのですが,今日はいつも以上にバタバタな朝でして,noteを書く暇がなかったので,寝る前の22時に執筆を始めております.今朝は4時15分に起きて,例のごとく女子の世界選手権(in スペイン)をみていました.スペインは男女ともにハンドボールは強豪国でありますが,日本女子はかなり戦えていました.結果的に負けはしましたが,本当にいい惜敗だったと思います.あと少しで世界強豪国と渡り合える!というような期待感を画面越しのオーディエンスたちは思ったことでしょう.そして,今日で日本女子が試合をして3試合目でしたが,何が世界に通用して,何が足りないのかが試合ごとに明確になっていく感じがしています.トーナメントで勝つ!リーグで勝つ!ということは,もちろん大事であり,素晴らしい目標ですが,全国でハンドボールをしている以上,他国の人から見たら,全員が日本のハンドボールしている人の代表です.過去に日本で青春をハンドボールで謳歌し,いい思いをしたのなら,日本のハンドボールに恩返しをしてほしい.その恩返しとは,せめて見るハンドボールで代表選手くらいは応援してあげてほしい.一説によると,日本は国に対しいても,所属組織(特に会社)へのロイヤリティが少ないらしく,鈴木個人も多くのハンドボーラー(元も含めて)は母国愛みたいものが少ないように感じます.自分も熱狂的ではありませんが,やはり日本が好きですし,自分の大好きなハンドボールで日本人が世界と戦っているのは,誇らしく,かつ嬉しいです.もう少しだけ,このような思考が日本の育成年代の指導者に芽生えるだけで,「日本代表で活躍し,世界に羽ばたける選手を育成する」というパッショナブルなコーチが出でくると思います.ちなみに,鈴木は過去でそのような人に会ったことがありません.なので,鈴木はそうなりたいですし,今でもそう思っています.それがたとえ,一回戦負けのチームでも,どんな形で日本を背負うかわかりませんから,そのマインドは捨てずにいたいです.
さて,だいぶ熱く語ってしまいましたが,今日の本題はここから.鈴木は,良くも悪くも猪突猛進タイプの人間で,一度集中したら,他のことそっちのけで永遠にある物事に取り組むことができます.しかし,そのせいで色々なことを忘れてしまったり,人に迷惑をおかけしてしまうこともしばしばあります.俗に言う,「視野が狭いやつ」です.だから,自分の世界にグッと入り込める研究という作業は割と好きです.才能はないですが.でも,何かに夢中になれることって素敵なことだと思うんですよね.昔はこんな自分が嫌で,スマートなやつを目指していましたが,ここ最近は不器用で猪突猛進な鈴木雄大がちょっぴり好きになってきました.なぜなら,自分の好きなことに打ち込める力というのは,そう簡単には身につかないと思うからです.これが1つの才能なんだなと気づくのには,かなり時間を要しましたが,ここに気づくことができて本当に良かったと思っています.最近は集中しすぎて,「視野狭い!」だの「もっと周りを見て!」,「不器用だなぁ」なんて言われても,何にも感じません.むしろ,笑って誤魔化せます.その分,集中して行った仕事や作品は評価されることが多いので,むしろこっちの方が得だなとすら思っています.
タイトルにもありますが,世間では「視野が狭い!」は人を卑下する際に使われることが多いと思っていますが,それって何かに集中できるが故にそう言われているので,これを言われたらむしろ褒められたと思ってもいいのかなと思っています.