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指導者として大切なこと:共通善を探れ

 1日空いてしまったが,今日も負けじと綴っていきます.昨日は,連日のトレーニングの疲労と実験の心理的な疲労,引っ越し作業など,溜まっていた疲労が爆発して,少し体調を崩しましたが,今は平気です.睡眠と食事って大切.おそらく,リカバリーの方法を見直さないといけないと考察しています.きちんとした食事は,取れている時と取れていない時でムラがありましたし,トレーニング後は一過性の免疫力の低下が起きるので,そこでの栄養摂取を怠ったのが理由であると思います.こうやって,失敗と実験を繰り返し,成長していくんですね.これを「治ったからいいや」で済ますのと,済まさないとので差ができるかなと思います.何の差かはわかりませんだ(笑).さて,本題です.今日は指導者がある集団を指導する際に,即座に分析すべきことであると考えていることをお伝えします.

 例えば,新しいチームに赴任して,直ぐ自分のスタイルを強要する方がいたとしましょう.これで成功した人もゼロではないですが,もし自分が選手であれば嫌ですよね.「いきなり来て,アンタの考えを押し付けんなよ」ってなるのが関の山です.自分もこのような経験がありましたので,分かりますが,自分が考えている指導哲学は最高のものだと思います.ここでいう自分は,貴方のことです.だって,今いる貴方がこれがベストだ!と思っているなら,現時点ではそうでしょう.ですが,それを他者にとってフィットするかはまた次元の違う話なのです.ここで重要なのは,観察です.かなりの期間をかけて,チームを,個人を観察しましょう.観察して,ある程度はっきりするまでは,当たり障りないことをしても構わないと思います.では,何を観察するのか.それは,そのコミュニティにある『共通善』です.いわゆる,文化というやつですが,それよりはより解像度の高い具体性のあることを探ります.『共通善』とは,その社会集団の中で何が善しとされ,何が悪とされているのかを理解することです.おそらく,そこを見ないでいきなりのことすると,その手段では悪と判断され,裁かれます.そこが理解できれば,次は自分の指導理論とミックスさせます.それも,少しづつ.ある程度の下準備ができてから,自分の指導の考え方を選手らに熱くプレゼンしましょう.

 これらは机上の空論にしか過ぎません.あくまで,鈴木が今考えていることであり,今後実践する考え方ですので,悪しからず.

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