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女性アスリートは男性のミニチュアではない

 皆様,おはようございます.お疲れ様です.今日も気ままに日記がてら思うことを綴っていきます.青森県の青森市に住んでいますが,雪が本格的になり,とうとう積雪しました.青森生活は残すところ数週間ですので,事故がないよう気を付けて過ごしていきます.雪量は多いですが,そんなに寒くはないのがまだ救いですね.職場には北海道の大学に行っていた方が2名ほどいるのですが,北海道は劇的に寒いそうです.青森は降雪量は日本一ですが,個人的にそこまで寒くはありません.たまにダウンと半袖で鈴木は過ごせます.これは筋肉がなせる技であると勝手に思っていますが.今日(12/5)は,4時に起きて女子ハンドボールの世界選手権を見ていました.そこで,今日は女性アスリートに対する考え方をアップデートさせるような内容を書いていこうと思います.

 指導者というよりトレーナーの世界では,「子どもは大人のミニチュアではない.」という言葉があり,育成年代の身体的特徴や心理的な発育発達などに考慮した指導をすることを多くの方が意識されているかと思います.この系統で同じことがいるのがもう一つあります.それは,「女性は男性のミニチュアではない.」です.身体的特徴はもちろん,機能的な部分や心理的な部分にも大きく違いが生じます.しかし,女性に合わせた指導書というのはあまりありません.鈴木の専門のハンドボールにおいてもそうですが,女性アスリートへの指導を男性と同じように考えず,きちんとその違いを理解した上で指導することを言及され始めたのも,ここ最近かと思います.社会(この場合,ビジネス的な意味)では,女性を軽視した雇用規定など緩和されつつあり,国のトップにもダイバーシティ(多様性)を求めることも増えてきました.しかし,実行されているかは別の話です.ハンドボールにおいても,トレーニングにおいても,女性に考慮した指導をされている方は少ないのが鈴木の印象です.シュート動作においても男性のマネを求め,男性と同じ戦術をさせ,男性と同じくらいのパワーを求めるのが現状でしょう.部活動では,ショートカットの強要や化粧などの禁止,または恋愛することの禁止すらもまだ聞きます.もう女性を男性に近づけようするのはやめましょう.そして,そこまで女性を縛る権利がどこにあるのでしょう.化粧をすることや恋をするのとパフォーマンスとの因果関係を何から見出しているのでしょう.ちゃんと考えればわかるはずです.強い先生やトップトレーナーがそう言っているからで,その通りに真似していたら勝てる選手を負ける選手にしてしまいます.1つ1つの現象をそういうものだと捉えるのではなく,きちんと考えましょう.気付かぬうちに,馬鹿げた指導をしていることはよくあります.自戒の念を込めて・・・.

参考文献


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