天丼を超えたしつこさ
妻と同じくらい大好きなランジャタイの話をします。
このことを妻に伝えるととても機嫌を悪くさせてしまいました。(もう一生言いません。笑)
彼らを知ったきっかけは
確か金属バットのもういっちょTVの枠で
ランジャタイのもういっちょTVが始まったことでなんとなく見始めたことだった気がします。
意味のわからないことをひたすら連呼する国崎
悲鳴だけの伊藤
初めは名前だけ聞くがつまらないコンビだと思っていました。そういえば2020年のM1敗者復活戦でも彼らを見てましたが「これは最下位で当然だ」と思ってみてたら本当に最下位になってたぐらい好きじゃないタイプでした。
彼らは何度も見続けるたびにハマっていく芸風な気がします。こんなに好きじゃないコンビでしたが、伊藤ちゃんがyoutubeに自分たちのネタを数多くあげてくれた(コロナ禍になり仕事量が減ったため、小銭稼ぎであげはじめたそうです。)ことで、ネタを少しみるきっかけが出来たのと
ランジャタイのぽんぽこちゃんねるで2人でZOOMでだらだらと配信してるのをみて変態的な漫才とフリートークの沼に気づけばハマってしまいました。
国ちゃんのマイム芸が光る演出で、マンガでしかありえない風景をいとも簡単に表現しきることにおびえる伊藤。
国ちゃんのお気に入りポイントをただただ連呼するネタ
「やってやって絶対やって」
「くそったれ人生におさらばポンポン」
「おめでと〜〜(欽ちゃん)」
「身体が夏になる♪」
普通は自分だけが面白いというものが伝わることって、なかなか奇跡が起きない限りないものですが、国ちゃんはネタ中に5〜10回以上連呼し得意のマイムで必ずおもしろいということを観客の脳に植えつける天才です。
何がおもしろいのかそもそもこの人は何を言っているのか、意図も内容もさっぱりなのに腹を抱えて笑えます。
気づいたら人に言ってしまうほどワードを脳に刷り込ませてくるので、人に迷惑をかけてしまいます笑
こんなネタをする人って大抵一発屋とかそれしか芸がない人が多いんですが、国ちゃんはフリートークも冴えてていつもの奇天烈な言動なしでもトークで爆笑をかっさらいます。存在が芸人。相方を1番面白くできるのは国ちゃん、先輩を1番面白くできるのは国ちゃん。周りの芸人をおもしろおかしく話すのがとても上手で、あまりのしつこいいじりに怒られることも多いですがそれを凌駕するトーク力とキャラでなんだかんだみんなに好かれている存在です。
一方伊藤は人との距離感が近すぎたり遠すぎたりと
コミュニケーション能力が低く、国ちゃんと数少ない伊藤軍団の後輩しか絡まない根暗タイプです。
承認欲求が強く、自己表現が下手なのに常に求められたいという気持ちが強い男です。
映画を作る構想を練ってると言いながら何ひとつ動きをみせない自分を国ちゃんにバカにされたり、洋式トイレを和式のように座らず立ち糞して便座に載せたままトイレを後にしたり、学生時代どの期間も全ていじめられていたり、初体験でカラオケで女にレイプされたり、NSCをクビになったりとどれも暗いエピソードばかりですが国ちゃんにおもしろおかしくトークで消化してもらい、芸人としては最高におもしろい存在です。
彼の方が2つ上なのですが、どうも国ちゃんの方がしっかりしている様子です。
ネタは国ちゃん、トークは伊藤ちゃんや地下芸人や先輩のやばいエピソードでまだまだこれから活躍できるので、期待しかしていないです!
最近アップされている占いTV(2018年ぐらいの)もめちゃくちゃ面白くて昔から才能があることを再確認できます。
ランジャタイを知りはじめた期間はあまり面白くないと思われますが、徐々につまらないことを本気でしつこく伝えてくる国ちゃんに笑いが止まらなくなると思います。
気になられた方はランジャタイのぽんぽこチャンネルを是非登録してみてください。