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手作りジュエリー、意外と大変な材料延ばし。
純金やプラチナは簡単に延ばせますが、イエローゴールドは純金に銀や銅が入っていて無理して延ばすと割れに繋がるので徐々に延ばして行かなければなりません。
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前回、溶解してあけ型に流し込んだゴールドをハンマーで叩きのばして行きます。
延ばし方はゴールドの塊をバーナーで熱し、熱いうちに水で冷やして叩き延ばす作業です。
![](https://assets.st-note.com/img/1709340150835-gM0ZMwgR2b.jpg?width=1200)
それを数十回繰り返して四角の棒状になるまで叩きのばします。
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高温で酸化して黒くなっても大丈夫、希硫酸に浸ければご覧の様に黄金色に戻ります。
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これからは、ローラーを使い徐々に細く伸ばして行きますが、この時も熱しては冷やして延ばすの繰り返しです。
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この後は、適度な長さに切って様々な太さの材料を作り、トップ画面の細い針金やパイプ状のバージョンも手作業で作っています。
丸一日の工程になりますが、手作りジュエリーにとってこれが無くては何も始まらない重要な仕事です。
そして、ご覧の様な鍛造作業を行うことで粘りと強度の有るK18のイエローゴールドが出来上がります。