cloudy, crowded [BGM制作]
新しいBGMを公開しました。ちょっとチルな雰囲気のシティ探索曲を書きました。曇りときどき雨。android × dystopiaシリーズより。
■ cloudy, crowded
Komplete 14 UltimateのKontakt 7に入っているヒップホップ系のリズムマシンのループに、SerumのシンセPADのコード弾きとペポペポしたアルペジオを重ねて、レイヤーピアノを重ねて作ったものです。
リズムマシンのループは全種類使い倒すのが目標です。神の作りしプリセットはありがたく啜るに限る。
今回も省エネ作曲で、制作時間は40分くらいです。日を跨いで細かいところに少し手を入れたからループ版の作成も含めて50分くらい。動画や配布ページを作っている時間のほうが長いです。
普段はお気に入りのピアノの音色があるのですが、今回は「ピアノの音として存在すればいい」だけで聴く側の意識を引っ張りすぎない、情報量の少ない音色を選びました。
たぶんシンセパッドと重なった音が鳴っているのでレイヤーピアノという表現をしました。ハウスミュージックと相性のいい音色です。
ピアノの音色に関してはスマホのスピーカーで聴いた時の音割れがずっと気になっていたので、メイン楽器じゃないときはこういう音色でもよいかもしれません。
音程やメロディの並びも大事だけど、無意識に一番初めに届くのは音色だと思うので、作曲するときは音色重視で選んでいます。(ただの持論です、実際は人によると思います)
好きな曲は0.3秒で好きだもんな。人間の脳って不思議。
■ ジャケットを作ってもらった話
今回の曲はXのハッシュタグ企画・深夜の2時間DTMの「都会生活をイメージした曲」というお題に沿って作りました。
私がお題を見て「いいな……やるか……」とつぶやいたら、推しのコラージュ作家の夜高さんが「ジャケットつくります」と言ってくださって!
夜高さんとは、Seasidegirl Studioとの共同シングル「Collage」でご一緒してます。この時も夜高さんがジャケットを担当してくださいました。
そして私は40分で曲を作りーの送りーの、ショート尺の動画をXに投稿しーの、急いで化粧をして夜の用事に出掛けたのでした。
そうしたら出先にいる間に夜高さんからご連絡があり、素敵な作品が送られてきたのです。ありがたや。
僭越ながら文字入れをさせていただいて、昨日の午前中にBOOTHで無料配布となりました。早すぎ。ちょっと目眩する。
夜高さん、素敵なアートワークをありがとうございました! ポートフォリオサイトを貼っておくのでみなさま覗いてくださいね。
ちなみにBGMは来週の火曜まで無料で配っているのでよかったら!
無感情な曲なのでTRPGセッションの探索パートでも使いやすいと思います。
■ おわりに
現代シナリオ用の曲を書こうと思っていたのですが、結局android × dystopiaシリーズに寄ってしまうという。
この曲の「都市」の表現が古くなる時代がいつかくるのかな。そこがディストピアでありませんように。
最近、このシリーズ大好き!と言っていただける機会があり嬉しかったです。私も大好きです!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次回!