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デジタル作品の展示の仕方
こんばんは。イラストを描く仕事をしているつかはらです。
こちらのnoteを見て自分も僭越ながら展示方法を。
私はすべての作画をiPadで行なっているので、すべてデジタル作品という位置付けです。
デジタルの作品って確かにモニター(PCやスマホ)で見るものと違いがなくなってしまいがちなんですよね。
そして、グループ展となるとアナログ作品の手の動きとかが乗っているものと同時に展示されてそのパワーの差が出てしまったりします。
なので、私がこだわっているのは「印刷」の部分だったりします。
今年の3月に参加したグループ展では3点すべて違う「媒体」に印刷しました。
つまりただの「紙」に印刷したわけではないんですね。
その中のひとつをご紹介。
こちらの「おやすみ」という作品は、レイヤーごとに透明のフィルムにわけて印刷して、それを貼り合わせています。
透明フィルムはこちらのOHPフィルムを使用しています。
インクジェット対応のものもありますので家のプリンタでも出力できます。
周りを大きめにカットして、ハレパネの両面にノリがついているもので挟んではりあわせています。
ハレパネの厚みがフィルムとフィルムの距離になるので、厚みを変えると見え方も変わってきます。
私は厚みが大きくあったほうが、奥行きが出ていいなぁとおもって結構厚いのを使いました。
額装のときにマットを前につけてもらってボックス額におさめました。
(世界堂本店で相談しながら額装しています)
ふつうにモニタで見るイラストとは、変わって見えるのがおもしろい作品になっています。
どうせ足を運んでもらうなら、その場で見た時に「生で見てよかった」と思ってもらうように色々考えています。
そのためには印刷を工夫するのが一番かなぁと今のところ思っています。
さいごに宣伝。
10月1日から始まる展示でも新しく印刷してみた「媒体」で展示しますので
ぜひ会場で見てください。
『boji』音楽祭
10月1日(火)〜14日(月)※3日、7日、10日休廊
14時〜19時
boji hair+gallery Rebellions/東京都渋谷区東2-18-6 B1
(恵比寿駅徒歩10分、代官山駅徒歩12分)
入場無料
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