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かんかくにんげん
最近読んで面白かったのがこちらのブログ。
VOGUEで週間占いなどを連載されている占い師のしいたけさんのブログ。
五感の鋭い人たちのことを書かれてる。
「5感のうちのどこかが異常に発達していて、ときどき日常生活を平穏に暮らせなくなるぐらいに感覚が鋭かったり、繊細であったりする」
そういう人たちのこと、五感それぞれに分けて特徴が書かれてて。
私は絵を描くので「視覚偏重型」と思われがちだし、
実際色彩の見え方は普通よりちょっとだけは細分化して見えるようだけどね。
でも、私は「視覚偏重型」ではなくて(多少はあるにせよ)
若干の「聴覚偏重型」であり、極度の「触覚偏重型」なのよね。
◆若干の聴覚偏重型
自転車運転している時によく思うのが、
何かを見て運転しているのと同時にいろんな音を聞いて運転しているってこと。
車の音とか。
ヘッドホンして運転はもちろんできないし、
車の運転が怖い理由もそこにあるのかもしれない。
環境全体の音が聞こえないから。
他にも、事務作業してる時にコピー機の音で使用中かどうか判断したりもする。
音が全くない時間ってないよね。
音楽かけてなくても今はタイピングの音とかクーラーのモーター音がしている。
家で作業ばかりしていると「遠くの音」を聞く機会が減ってしまって、
それが自分の世界の閉塞感につながったりもする。
◆極度の触覚偏重型
こちらのほうが割と重症な気が。
思いつくところでいうと。
・生きているものに触るのがとても苦手、気持ち悪い、怖い
・触れることでアレルギー(かぶれやかゆみ)を起こしやすい
・触れるという点において非常に潔癖
・服のタグとか外さないと着れない
・見た目で「痛い」とか「柔らかい」とかを感じることがある
困るのは自分の好きなアーティストの握手会とかね。
握手したくない。触れたくない。好きなのに、気持ち悪いってなる。
そこで上に紹介したブログを確認すると
体の肌感覚がすごいから、すごい潔癖を抱えており、その膨大な力を流すために常に頭の中でシミュレーションをして、膨大な量の仕事やタスクをこなしたりします。
いや、まさにそうかもしれない。
言語化できなかったりアウトプットなんて無理なくらいの量のことを
いつも頭の中で巡らせていて、
時々外界と一切を絶って無にならないと止まれなくなる。
そして、膨大な量の仕事やタスクをこなすのは得意だ…良し悪しは別として。
「その膨大な力を流すために」と書かれているけど…
単純に触ったことによって受け取る情報量が多すぎるのに対し
自分の理解やアウトプットが追いつかないから「気持ち悪い」としか
思えないのかもしれない。
◆話の着地点を見失った
「触る」という意味で言えば、空気すら触っている感覚を持っているのかも。
湿度とかも敏感だし、風がある場所が好きだし(むしろ突風がいい)
「聴覚偏重」があるのではなくて、音の空気振動を触ってるのかもしれない。
「音の空気振動に触れる」って感覚は
日常的に大音量のライブハウスに行ってるからうまれたと思うし
それを経験しながら「聴覚」が敏感になったとすら思う。
へー、こんな人もいるんだー。
っていう風に、ちょっと面白い世界かもしれないですね。
ほかの感覚偏重型の人と話してみたくなっちゃった。
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