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ライブハウスに恋い焦がれて
ライブの自粛が発表されて大小さまざまなライブや演劇が中止と延期を余儀無くされています。
経済的な損益も2日前に舞台のチケットの払い戻し金額を計算した方がいて
ツイートされていましたが57億にのぼるようです。
コロナの影響で中止になった公演をチェックしてて、中止回数と劇場のキャパから払戻枚数と払戻金額計算してたんです。そしたら(四季除いて)既に420公演中止、54万枚・57億円の払い戻しが発生する予想😱自粛の要請に基づいて自主的に中止したんだから一切補償なしですか57億。演劇本当に死んじゃう😭 pic.twitter.com/KniycTzY07
— ぴち (@pichixxx) March 11, 2020
コロナの影響で中止になった公演をチェックしてて、中止回数と劇場のキャパから払戻枚数と払戻金額計算してたんです。そしたら(四季除いて)既に420公演中止、54万枚・57億円の払い戻しが発生する予想
私が行く予定だった舞台も延期でチケット払い戻しされたので概算してみると
10公演×240席×7500円=1800万円
それに劇場のキャンセル料、パンフレット等のグッズ制作費、広告料などなどを考えると1公演だけでも相当な金額であろうことが予想されます。
経済損益は見ているだけで不安になります。
大事なものが続いていけるのだろうか?と思ってしまうからですね。
明日の生活をもどうしようもない方々も
どんどん楽しみを奪われていく私のような人も
同じようにして「こころ」が失われていっているのをそこら中で感じて
個人的には、その「心が失われる様」がとても息苦しいなと感じています。
正直私も精神的にはかなり危ないところまで落ちました。(少し復活)
ライブや舞台を心の支えにしている私の周りで最近よく見ることばがこちら。
なんのために生きているんだろう
「そんな大袈裟な…」と思われるかもしれません。
例えて言うなら『ドラえもん』でのび太たちが毎日遊んでいる空き地が、急に立ち入り禁止になってしまったような、そういう感覚のように思います。
ずっと遊んでいた自分たちの場所がなくなってしまう、その気持ちに近い。
少なくとも、私にとっては「ライブハウス」という場所はもはや「生活の一部」でもあるんです。
「またね!」といって友達や大好きなアーティストと待ち合わせをしているような場所でもあります。
多くのそこでしか会わない友達がいます。
多くのそこでしか会えない大好きなアーティストがいます。
年間100日も通って、たくさんの音楽を聞きあーだこーだ言ってイマイチだったなぁって舌打ちをし感動して涙を流し何も考えられないほど楽しくなる。
年間100日行っても、なにも考えずに音楽を楽しめるのは実はほんの数回でもある。それは本当に奇跡的瞬間でもあるんです。
そんなすべてを詰めこんだ場所が「ライブハウス」です。
学校も会社も家も友達も彼氏も誰の前でもどこでも他の場所を探しまくったけど、全部ダメだった。
でもライブハウスとその音楽の中で【だけ】は自分でいることを許されたんです。
なくなって気付くとはこういうことなのでしょうか。
早く帰りたい。
無理なのはわかっています。
わかっているんだけど、それでも自分でいられる「居場所」に行きたい。
そうか
私にとって「ライブハウス」は唯一真っ新な自分でいられる「居場所」だったのだ。
これは郷愁。自分に帰りたいのです。
音楽じゃお腹は膨れない。
それでも、私はライブハウスで起きる全てのことで「自分が満たされる」のです。
そして「ただの自分」を許して認めて、日々を送れるようになるのです。
ライブハウスは本当に大事な私の心の唯一の居場所なんです。
はやくみんなで笑って帰りたいんだよなぁ。
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