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約1年振りのスキルハッカソンにソロで挑んでみた。


ゆっきです。

久しく記事書いてなかったんですが、
諸々忙しくもあり半年ほど筆が止まってました・・。
(アウトプットしないのは知識の便秘って誰か言ってたな

そんな訳で色々吐き出さなきゃいけないことが山ほどあったけど
半分くらい記憶が忘却の彼方へぶっ飛んでたことがあったりするんですが、
今回はめちゃくちゃフレッシュな記憶なのでガッツリ書いていきたいと思います←


今回参加したのはAWSJ(Amazon Web Service Japan)主催の

Alexaスキルアワード2019ハッカソン大阪

この内容は7/6(土)〜7(日)の2日間にかけてAlexaスキルを開発しようというイベントで
これをキッカケにして現在絶賛応募期間中のAlexaスキルアワード2019に応募しちゃおうぜ!っていうのが本来の趣旨。
(詳しくは各リンクをのぞいてください)

という訳でこれからイベントで実際に開発した手法なんかを書き出していくぞい!

1日目

実は前夜に深夜まで飲み歩いていて、
正直3時間も寝てない状況で参加しました(本当にごめん
ただ、爆睡こいてレセプトに遅れた訳ではないので
多分誰にも迷惑はかけてないはず・・

レセプトを済ませた後、Alexaデベロッパーコンソールの確認したり
知り合いの方々に挨拶したりなどイベント開始までのんびりまったり。

Amazonダンボーが受付案内してたり(多分してない


Echoマンがステッカー配布してたり(してない
しばらく時間を潰しているとAlexaエバンジェリストの畠中さんより
開会の挨拶が始まったので、これからハッカソンが開始されていく

↑今年もちゃんとハッシュタグつけときましたwww


アイスブレイクからチームビルド

諸々説明が終わったところでそのまま流れでアイスブレイクへ。

しかし今回のアイスブレイクは他とは違った・・。



まさか自己紹介で嘘つけって言われると思わなかったw

まぁ嘘つくのが苦手な人は残念な結果になったりw
とにかく普通とは違う感じで参加者同士の距離が近くなったような気がします

そして、アイスブレイクが終わったらアイデア出し。

どんなスキルなら使ってみたいかor作ってみたいかを考えて
それぞれのアイデアでチームを作成していきます

個人的には自分のアイデアでチームはできたものの、
史上最小規模の2人でのチームにwww
(そして相方さんは2日目途中でいなくなるので実質ぼっチーム化)

ただ、まぁそこまで複雑なスキルにならないと見越していたので
ブラッシュアップしながらシュッとスライドを作ってしまいました。
(LTやらハッカソンを何回も経験してると簡単なものなら数分でできるようになる技術が身についた←

ということで、アイデアとチームが全て決まったところでいざ開発スタート!

エモい感じでシナリオを考える俺氏

とは言ったものの、VUIのスキルとしては
会話の流れを考えることが不可欠で、どういう対話をすればユーザビリティが高くなるのかを念頭に置いて開発しないと
良いスキルは作れないことが多いです。

そして、こればっかりは開発と同時並行で処理していくことがかなり難しいので

窓際の席まで移動して脳味噌半分空っぽにしながらフローを考えることにしました。
(そこでスタッフに写真を取られる事案が発生

シンプルで使いやすいスキルにするため会話自体は
3,4回で全てが完結するような流れにするように考えてみました。

ストーリーができて開発スタート

会話フローのサンプルが一通り完成したところで
いざ、開発開始。

Alexaスキルを開発するのであれば通常はASK(Alexa Skill Kit)を使用するのですが、
そこまでこだわったスキルではないので、VoiceFlowというプラットフォームを採用しました。

このプラットフォームはほぼnonCodeでスキル開発が可能になり
最短で5分程度で作成することができる実にハッカソン向きなサービス。

様々なブロックを線で結んでいくだけでフローが作成でき、
なおかつそのままデベロッパーコンソールにまでデプロイできる親切設計が最大のウリです。

簡単なスキルを作ることはもちろんながら、
APL(Alexa Presentation Language)で作成したような画面を仕上げたり、
スキル内課金についてもサポートしているので、
本格的なスキルでさえもいい感じに開発することができます。

テックサポートもしっかりしていて、
チュートリアルについてもいい動画が上がっているので
これからVUIスキルを作ってみたいという方は導入を考慮してみては。
(VoiceFlowの回し者ではないのでご安心を)

しかし悲劇が起こる

いい感じに開発を進めて行ってたのですが、
一度テストを試そうとして、Alexaデベロッパーコンソールにデプロイしてみると
なんとテスト環境で全く動かない事案に。

いろいろ原因を考えてみると、
VoiceFlow側でリージョンがデフォルトでUS設定になっているので
東京リージョンの環境では動作しないパターン
AmazonのDeveloperコンソールのアカウントがUS(.com)環境で作成していて、
動作させたい東京リージョン(jp)でデプロイできないパターン
の2通りが考えられる結果に。

前者の場合はプロジェクトの設定をいじればなんとかなることが多く、
後者の場合はAWSのサポートを使っても対処できない状況に陥ります。

そして、今回経験したのは後者パターン。
スキル開発者では結構あるある

ということで時間的(というかサポート使っても)に無理ゲー確定なので
大人しく新たにアカウントを作り直さないといけないなー
というところで初日の開発時間が終了。

アカウント問題については自宅でやっていこうということになりました

2日目

前日に発生したアカウント問題はすでに解決済み。になっているわけではなく、
実は帰宅直後に爆睡をかましてしまいました。

そして起きたらすでに時計は8時を回っている状況。
9:30開場なのに間に合わないかもしれないと思い
いそいそと準備をしていたのですが

はい、完全にやらかしたねー
家出る時間に仮面ライダーやってたら見ちゃうよね。
面白いし。

ということで開場から遅れること30分でやっと作業開始。

もちろんアカウントはできてないのでそこからのスタートとなりました。

移行するのに手間がかかる

とりあえず、Amazonのアカウントを作り直し、
VoiceFlowについてもGoogleアカウントからログインし直したりと
ここまでですでに20分を溶かし、
元々のアカウントからプロジェクトをコピーするのに30分を費やし
合計で小一時間ほどロスしてしまった。。

VoiceFlowは現在まだアカウント間のプロジェクト共有ができないので
全て手作業で作り直さないといけない羽目に。。
まぁAWS側のセキュリティ問題も孕んでいるのでなかなか難しい部分かもしれないです。

一通りコピーし終わった後、デプロイも完了し動作できる状態になったので
いざテスト開始。

バグ祭り勃発

テスト環境で挙動チェックしていると、全く期待通りの値が返ってこない状態に。

全体から処理単位でのデバッグ作業にシフトして
虱潰しにエラー処理していきます。(これがかなり時間がかかる

そして、行き着いた先は、初期設定時の変数でタイポしまくっていたことが
そもそもの原因だったこと。

変数宣言は急ぐべきからず。
必ず精神に余裕を持った状態で作成しましょう(自戒

デバッグ完了!なんとかスキルが形になった

全てのバグ処理が完了しようやくテストが通るように!
ただ、流石に対話だけではクオリティが低くなってしまうので
開発終了2時間前になってBGMや画面を追加したりといろいろアップデートしていきました。

ちなみに今回のフローはこんな感じに

全体的に横に長いフローになってはいるものの
対話回数は出来るだけ少なくするようにしてみました。
デバッグ時間を省くとこれを作るまでにはだいたい小一時間ほど。
本当にVoiceFlow便利です。感謝


定刻になり開発終了と共にそのまま成果発表へ

とりあえずEcho(第3世代)の被り物があったのでやっときました。

↑ちなみに今回のスライドは公開してます

タッチ&トライでかなりレビューもらえた

成果発表も終了し、参加者運営陣含めたレビュー&投票タイムに移行。

今回はいろんなフィードバックもらいました

機能追加する部分やより良くなるための改善点など様々。
まぁ時間的制約もあり、任意の星座を指定できなかったのが個人的にも大きいなと感じました。

個人投票の結果はいかに・・!

最終結果はこんな感じ。
ズバ抜けたスキルはあるものの割と票が割れたなぁという印象。
(入らないところはとことん入らない現実もあるので)

ということでなんとか同率3位のポジションになったので
Alexaノートと参加賞でタンブラーもらいました。

ちょうど使ってたタンブラーが割れたこともあり
タイミング的にもよかったw

懇親会で炎上させる←

2日間に渡るハッカソンも終了し、その場で懇親会がスタート!

がおまるさんがカロリーゼロ理論を提唱していたので
とりあえずいろいろ理由つけてみました。

他の参加者の方やテックサポート陣を交えて
いろいろVUIについて語り合ってみたりとなかなか熱量はすごかったんですが・・

公式サポート陣はわりとほっこりしてましたw


しばらくすると落ち着いてはきたもののまだまだ会場の時間はあるということで
LT大会を始めようと発案したところ、続々とLT希望者が集まる事案にw

↑公式にもツイートされる始末www

シェル芸に勤しんだり、イベントの宣伝したりと
VUI以外についてもかなり盛り上がってしまったw

お片付け&写真パシャり

いい感じに懇親会も終わったところで
集合写真撮ってないってことに気づいて急遽撮影開始w

電車の都合などで先に帰られてしまった方もいたようですが
公式陣がいい感じに画像をなんとかしてくれると思います(多分
(ちなみにデバイス持ってる人がいますが、副賞ではないのでご理解を)

ダンボーとEchoマンも七夕を満喫できたようで良きかな。

最後に

このスライドにもあるようにハッカソンって本当に自由なイベントで
とにかく楽しいことを提供してくれます。

特に公式運営イベントの場合はその日までに上がった技術がいち早く試すことができたり、
何も知らない状態でもサポートがしっかりしているので最後まで開発することが可能になったりと
テッキーなことが好きな人間にとってはありがたい場です。

ちなみにイベント内で紹介されたAlexaスキルを開発する上でのTipsとかについては、
Togetterでまとめているのでそちらをご確認ください

がおまるさんのイベント最速レポもあるので
そちらもぜひ読んでみてくださいー
と に か く 技 術 面 が す ご い で す
(AWS公式なのに緑やサーチに強いGのサービスが使われてる・・

そして最後に今回のイベントでも畠中さんのいい素材(?)が集まりました!

七夕で笹を持っていたので新たなハッシュタグ作成しておきましたw

↑二日間でいろいろと消耗したご様子

畠中さん含め、みなさんお疲れさまでした!

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