同調圧力の中で
新学期
長い休みの後は朝早く起きるのが億劫で、毎日のルーティンに慣れるまでパワー使うし体が重い
ここは関東
転勤族の我が家はここに暮して3年目
ランドセルを背負ったまだあどけない子供達がマンションの下の道を同じ方向へ向かって、同じ帽子を被って歩いて行く
この光景は当たり前?
そう、日本では全国どこでも小学校へ歩いて通う子供たちを見かけると思うけど、なんだか川の流れのように逆らうことなく学校へ向かう子供達に夢なんてあるのかなって時々寂しい気持ちで眺めてしまう
友達同士ちょっかいを掛け合いながら、お気に入りのキャラクターの給食袋を下げて、笑顔こそ見えれば安心だけれど、重なる光景、同じようなスーツ着て同じ駅から暗い顔して会社へ向かう大人たちと。
この子達の未来は明るいかな?
この子供達の未来は
このスーツを着て暗い顔している大人たちと繋がってはいないかな?
みんなが同じことをするのを良しとする同調圧力の中で、誰かと違うことをするのが怖くて、誰かと違うことを思うことすら怖い今の日本で。
当たり前にやらなければいけないことはあるし、強調性だって必要な時もある
だけれど、
一歩踏み出したい気持ちがあるのにそれを抑えた方が得だと思わせるような環境だったり、
仲間外れにされないようにみんなと同じでいるのが安心でそこから出るのを躊躇ったり、
そんなのってもう脱ぎ捨ててもいい価値観だと思うのですがどうですか?
学校へ行かなくてもいいって言っているわけではなくて。
ただ、まだ幼くて学びの途中の子どもたちが、大人達の古い価値観だけで、同じように同じ方を向いているのが窮屈に見えて
可能性を持った子供達にもっと伸び伸びと毎日を生きて欲しいと願っているだけの私はただの大人
私たち大人世代が見てきた現実と子どもたちがこれから生きてく世界ってものすごく違うと思うから。
同調圧力の中で自分らしさを出せずにもがいているなら、そんな狭い世界だけではなくて、いろいろな人がいて、いろいろな考えがあって、自分もそのいろいろの中の1人だと自信を持って生きていける大人になって欲しい
生きていくのがつまらないなんて、せっかく生まれてきたのにそんな風に思ってしまうなんてすごく勿体無いと思うから。
子供達に大人になるのが楽しみって思ってもらえる大人で居たい
子供に伸び伸びって言う前に
大人がこの同調圧力から抜け出す勇気を持って
生き生きと生きる姿を見せていかなければいけないですね
背中を見せるなんてそんな大したことはできないけれど、子どもはちゃんと見てるから。
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