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「暴夜」漫画感想 (11,12話)

あらすじ
 穏花の回想から11話は始まる。10年前王宮で語り部として働いていた父親が王族を軽んじたとしてむち打ちの刑に処される。
奇しく穏花も語り部として雇われることなり、智鶴の要求に応じて君主論を読んでみせる。ことあるごとに穏花に身を寄せたり触れたりする智鶴に心を惑わされながらも、健気に気にしないように本を読む。そして智鶴が盲目になった経緯を明かす。
 12話では智鶴が王宮で過ごした日々の回想。世子嬪の死や智鶴に対して王位継承の資格はないと叫ぶ女性を切り殺す男性…。誰でしょうね…(意味深)。
 なにやら普段とは違う服装と覆面で夜中に出ていく智鶴、そして側近たち。
 翌朝穏花は貸本屋のおじさんからもらった本を読み、顔を真っ赤にする。


 智鶴さまが穏花ちゃんをからかうようにほおに触れたり、チョゴリの紐を解いたりするの本当にかわいい。笑 気にしないように努めるけど隠しきれていない穏花ちゃんを見るとよりからかいたくなる智鶴さま、大好き…。
 たとえるなら、小さな子犬にちょっかいを出す大きな虎…?かわいがるつもりがびっくりさせてしまうし、怖がられて逃げようとされるし、そばにいてほしいから捕まえようとするし?
 何度も読むと、ただ本を読むシーンも素敵なんだよなあ。

 穏花ちゃんの父は王宮で語り部をしていたが不敬罪処される、という過去がありつつも、自身も語り部になることに複雑な感情もあったんだろうな。穏花ちゃんはこのときはまだ知らないけど、相手は世子であった身分で、これもまたなにかの巡り合わせなのか、偶然なのか。
 智鶴さまの過去もちらりと。世子という身分でありながら常に血と死が隣り合わせの王宮。身分の大きな差はあれど、心苦しい日々だったのは智鶴さまも同じなのかも。韓国ドラマのみならず、王位争いってやはり骨肉の戦いになるよね。 
 穏花ちゃんの父親に罪を着せた人物や、世子嬪が亡くなった理由、女性を斬り殺した男性も読み進めるうちに明らかになってきます。

 
以上感想でした。
めちゃくちゃ自分の好き勝手に書いてるけど、いいねしてくれるひとがちらほらいて嬉しいです。暴夜、ぜひ読んでください!!!!!


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