「働き方の哲学(著・村山昇)」から学ぶ。 #1 主体性・成長について
仕事チームにせよ、会社組織にせよ、家族や社会にせよ、
根本でそれを成り立たせるのは一個の独立した人。
「強い個」は「強い仕事」をし、「強い組織」をつくる。
個として立ち、強くあるために、どのような意識を養っていけばよいかを考えていきましょう。
出典:働き方の哲学(著・村山昇)
自立、自律、自導
自立→自律→自導のステップで、人はキャリアを推進できるとのこと。
以下に、著者がブログでまとめたものがあるので、ぜひご一読を。
キャリアを推進するために3つの自(自立・自律・自導)を意識せよ
自立はしているけれど、自律に至っていな人は多くいるようにみえる。
「自らを方向づける」って、そんなに簡単なことではない。さらにその先、自らを導くなんて、難易度が高い。
でも、周りにいるカッコいい先輩たちは
この3つは当然のようにできていると感じるし、それができているから対話してても学びしかないのだろうな、と。
成長の3方向
広げる、高める、深める。
「成長したいんです」と言うことは簡単で、成長をしたければ「動くしかない」です。動かなければ成長など、アリえません。
成長には3つの方向があり、それが「広げる」「高める」「深める」とのこと。この3つの方向に対する行動のヒント。「成長したいです」と言っているのに、現状に対する不満ばかり述べる方へ。下記のヒントにつながる行動をしていますか?
自分を「広げる」
□いろいろな読書をする
□セミナー・勉強会に出かける
□留学や旅行で見聞を広げる
□仕事以外の活動も積極的に(趣味やボランティアなど)
□人事異動はチャンスだと思え
□さまざまな人とつながる
□MBA的な知識や、幅広く教養を蓄える
自分を「高める」
□どんな仕事にも、ひと工夫(改良、改善)を加える意識を持つ
□自分が責任者、経営者だったら、という目線で物事を見る
□イベントやプロジェクトでは主催者側に回る
□高みを目指して生きるロールモデルを持つ
□難しい仕事が振られたら、ひとまず引受け、方法はあとから考える
自分を「深める」
□専門知識を深く勉強する
□人に色々と教えてあげる(教える人が一番深く学べる)
□一つの習慣をしつこく続ける
□一度限界を超えるまで徹底的にやってみる
□自分の仕事に意味を与える
□挫折や失敗、修羅場、苦境は自分を高めるチャンスを思え
自戒をこめて。