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“踊る”の解放

  こんにちは。
私は、WEAVERをきっかけに、バンドのライブを観ることが好きになり、関東を中心に、よくライブへ行きます。

  基本的に好きな物や人間関係は、深く狭くの事が多いので、ライブにはWEAVERかThe Songbardsの2バンドを目当てに行く事が続いていました。
この2バンドは、そこまで激しい楽曲があるわけではないので、ライブに行っても、一番大きく動いてジャンプ、あとは手を挙げたり、体を揺らす程度です。

さて、今回のnoteのタイトルは、『“踊る”の解放』ですが、今日は、そんなバンドの話をさせて頂ければと思います。

  そのバンドとは、夜の本気ダンス です。
夜の本気ダンス(以下、夜ダン)を知ったきっかけは、The Songbardsの主催ライブ『MIX TAPE』のゲストに、夜ダンが出ていた事でした。

ライブの時の写真

  私は、初めましてのバンドは、事前に聴くことはあまりしないので、そもそもどんな方なのか、どんな楽曲があるのかを、知らないまま当日を迎えていました。
  いざ、夜ダンのSEが掛かると、スタイリッシュな方々が続々と現れて、圧倒された記憶があります。
  そして曲が始まると、これまで聴いてこなかったジャンルの楽曲がどんどん現れて、衝撃を受けました。
  更に衝撃を受けたのは、ファンの方が曲に合わせて、思い思いに体を揺らしたり、思い切り跳ねたり、曲の振りを楽しんでいた事です。
それまで、ライブで踊るという概念が無かった私は、まだ踊る事に対して恥じらいがありました。
ただ、夜ダンの音楽の虜になった私は、その日の内に、既に発表されていたワンマンライブに申し込んでいました。
ライブで思うように踊れなかった思いを、次のワンマンライブで昇華出来れば良いな、という思いもありました。

  そして、念願のワンマンライブの日。

中野サンプラザでのライブでした。

MIX TAPEの時とは違って、曲も圧倒的に多い為、まだまだ初めて聴くという曲も多かったですが、それでも少しずつ“踊りたい”という気持ちを解放して、自分のペースで楽しめた記憶があります。
何より大きかったのは、近くのファンの方が、本当に楽しそうに踊っていた事。

それから、色んなライブに行くようになり、野外フェスのデビューや、生まれ育った県のライブハウスでの初ライブも、夜ダンとなったのでした。

いつか、ライブで自由に体を揺らして、踊る楽しさを教えてくれたお礼を伝えたいと思っていたのですが、アルバムのサイン会で、とうとう叶う日が。

アルバム『dip』のサイン会
in タワーレコード渋谷店

本当は、2月の予定でしたが、大雪の影響で4月に延期になりました。
それでも、開催して下さった事に感謝でした。
メンバーの皆さんと直接お話しするのは初めてでしたが、皆さん優しくお話しを聞いてくださいました。
特に印象に残っているのは、ちょねさん(Vo.)に「夜ダンに出会って、音楽に合わせて自由に踊る楽しさを知ることが出来ました」という旨を、たどたどしくなりながらも、お話しをしてた時の事です。
限られた時間の中で、思いを伝えるのは、なかなか難しく、スタッフの方から「そろそろ、お時間になります」と声を掛けられてしまったのですが、ちょねさんから「しっかり、思いが伝わってきました。」と言って頂けて、ますますこのバンドを応援して行きたいと思いました。

  だいぶ飛躍してしまいましたが、今回は夜の本気ダンスとの出会いのお話しでした。
音楽って、人に大きな影響や変化を与えてくれるんだなと思った出来事でした。
 
最後までご覧頂き、ありがとうございます。

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