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世界遺産紹介(11)東大寺(奈良県奈良市)

みなさんお元気でしょうか?
ブログに寄っていただき感謝いたします!

今回も題名の通りということで、紹介していきたいと思います。
実は東大寺も、私行っておりまして、その時の印象も含めて文章にしていきますね。
(このブログ記事は、一度別の場所で公開したものを作り直しています)

基本情報より

東大寺は、奈良公園内にある華厳宗の大本山の寺院で(元は八宗兼学の寺院)、「古都奈良の文化財」として周辺の興福寺、春日大社、春日山原始林、平城宮跡などと共に1998年に世界遺産に登録されています。

「東大寺」という表現だけでピンとこない方、「奈良の大仏があるお寺」だとわかりやすいでしょうか?
「ああ、あそこね」ってなりましたか?あの大仏の名称は、「東大寺盧舎那仏坐像(とうだいじるしゃなぶつざぞう)」といいまして、高さ14.98メートルを誇り、ポーズは右手を胸のあたりに手のひらを前に向けてあげ、左手はヒザの上で手のひらを上に向ける姿が印象的な大仏です。
私が撮った画像があるので載せますね。

…すみません、左手が柱に隠れて分かりにくいですね。撮る位置が悪かったようです。…もしよかったら現地で見てみてください。もしくはほかに写真があればそちらで見てもらっても良いのですが、手の形にもちゃんと意味があるんですよ。
右手の方は相手を励ましているポーズ(施無畏印、これで「せむいいん」と読みます)、左手は願いをかなえて差し上げますよ(与願印これで「よがんいん」と読みます)という意味合いなのだそうです。

大仏のポーズは他にも色々ありまして、瞑想する時の手の組み方(「禅定印(ぜんじょういん)」といって、両手を腹部の辺りで手のひらを上に向け、左右重ね合わせる)や、親指と他の指を合わせ輪を作る(説法印)などのポーズがあるそうです。…ほんの一部紹介しましたが、こうやって挙げてみると「何処かで見たことあるな」というような気がしますね。宗教の教えって奥が深いなと感じさせられます。


内部紹介

ここでは私が撮ってきた写真で、東大寺大仏殿のその他にいらっしゃる仏さまをご紹介いたします。


こちらは如意輪観音(にょいりんかんのん)坐像。盧舎那仏の右に位置します。


その反対側、左にあるのがこの虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)坐像です。現在あるのは江戸時代に造られたもの。どちらも重要文化財です。

そして、建物のさらに奥には・・・


四天王の一人、広【廣】目天(こうもくてん)です。
そして・・・


こちらは多聞天(たもんてん)です。四天王の他の二体(持国天、増長天)も合わせて、仏像の四方を囲むような形で存在しております。



奈良公園について

東大寺と仏像の説明をしてきましたが、そこへの行き帰りでも、楽しみがありますよ!
こちらの方々との触れ合いです!


そうですよ、奈良公園にはこの鹿さんたちがいらっしゃるんですよね。この写真だとわかりづらいですが、結構お元気なもので、私が鹿せんべいを買うや否や「早くちょうだい」と競うように次々と襲って、いえ、寄ってきました。…そう言いたくなるくらいの勢いだった、ということです。なので喜びもありましたが、半分恐怖も覚えました(笑)。公園内の至る所で鹿せんべい売っているので、興味ある方は買ってみて鹿さんたちとコミュニケーション取ってみてください。

(注意:付け加えますが、奈良公園の鹿には、鹿せんべい以外の食べ物は与えないでください。ここの鹿たちは野生動物で、生えている植物を食べて生活しています。なので人の食べ物を与えると、病気になる可能性もあるんですね。ご注意ください!)


春日大社、そして法隆寺についても少しだけ

もう一つ、こちらの写真をご覧ください。

・・・やはり鹿?いえいえ、注目してほしいのはその上です。施設名と鳥居が見えますよね。ここは春日大社(かすがたいしゃ)です。「古都奈良の文化財」ということなので、せっかくなら他の遺産と合わせて巡ってほしいなということでの紹介です。春日大社もですね、神事が数多く行われていたりして、文化的に価値のある場所なんです。ぜひ行ってみてください。
(春日大社についてはまた改めて記事を作ろうと思います)


そして奈良県といえばもう一つ。
世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物群」もあります。
現存する世界最古の木造建築物群ということで、とても歴史的価値のあるものです。…こちらもざっくりした説明ですが、詳細はまた別の機会にお送りしたいと思います。

(今回の写真は全て私が撮影したものです)

アクセスとリンク

アクセス:大阪方面から近鉄奈良線で終点まで。東大寺までは徒歩20分程度(駅からバスあり)。
またはJRで奈良駅まで。東大寺まではバスで15分程度。

東大寺ホームぺージこちらです↓


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