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自分にどんな「質問」をしている?

人は4万回/日も自分に「質問」をしている。

あなたは普段、どんな質問を自分に投げかけていますか?

その4万回の質問の内容が自分自身を良い方向に導くものである時と、悪い方向に導くものである時とで、自分がどんな存在になっていくかが大きく変わってくるというのを、知っていますか?

  • 私はなんで運が悪いんだろう

  • 私はどうしていつもひどい目に合うんだろう

と思っている人もいれば、

  • 私はなんて運が良いんだろう!

  • 毎日が幸せで本当に有り難い!

と思っている人もいる。

この違いはなんでしょうか?
それは、自分への質問の「質」の違い。

その自分への質問の「質」を変える事で、自己肯定感や日常の感じ方をいかようにでもコントロール出来る。
感じ方が変わる事で、事実も本当にそう思わざるを得ないような状況が引き寄せられてくる。

⭕ 自己肯定感を下げる質問

  • なんで出来ないんだろう?

  • なんでやらなかったんだろう?

  • 自分が生きてる意味ってなんだろう?

  • 私はなんで運が悪いんだろう?

⭕ 自己肯定感を上げる質問

  • どんな学びが得られた?

  • 次はどうする?

  • なんで今まで死なずに生きてこれた?

  • 今日嬉しかったことは?

  • 今日の褒めポイントは?

何が違うかわかりますか?
そう、「見ているポイント」が違うんです。

「できないこと・悪かったこと・答えのないこと・嫌なこと」というネガティブ面を見ているのか、
「できたこと・嬉しかったこと・自分の行動を決めること・素敵なこと」というポジティブ面を見ているのか。

反省して次に活かすという意味でネガティブ面を一時的に見るのは有効ですが、ネガティブ面からずっと出てこれなくなってしまうと、あまり良い状態ではありません。

ポジティブな面であれネガティブな面であれ、全体の中ではそれがたとえ1%しか無かったとしても、自分に対して投げかけている質問の種類によっては無理矢理にでもその1%を探し出してきてしまう

これを社会心理学的には「バーダー・マインホフ現象」とも言う。

たとえ99%嬉しいことがあったとしても、「私はなんて運が悪いんだろう」と思っている人は、1%の不運を探し出して、落ち込むのです。

これはもう思考の癖になってしまっているので、いきなり変えることは難しい。
だけど、質問の質を変え、紙に書く所から始めて、少しずつ瞬間的に良質な質問が頭をよぎるようになっていけば、徐々に自己肯定感も上がっていく。

今日嬉しかったことはなんですか?

まずここから、始めてみよう!

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