【106】3分ドラマ脚本「みそじ婚」8話
▼登場人物
・新山亜希(29)…会社員
・石島裕(29)…亜希の幼馴染み
・飯田美南(29)…亜希の同期
・同僚1
・編集長
・新山真美(59)…亜希の母
▼台本
▼本文
〇オフィス・中(朝)
席に着く亜希。
亜希「ふぅ~」
編集長が通る。
編集長「新山」
亜希「はい」
編集長「今日の夜、空いてる?」
亜希「はい」
編集長「〇〇のパーティーがあるから。同行してくれる?」
亜希「了解です」
編集長「じゃあ19時までにドレス着てきて」
亜希「え…あ、はい」
編集長「スタイリストの友達いるでしょ。おしゃれにスタイリングしてもらいなさい」
亜希「了解です」
〇同・衣装室(夕)
美南が亜希にドレスを合わせながらスタイリングしている。
亜希「なんか今日集中できない?」
美南「何?気になってんの?優良物件」
亜希「いや、違うよ。気になってるとかじゃないんだけどね、なんかなぁって」
美南「あ、これとかどう?」
亜希「うん!いい!」
美南「でも亜希の憧れのパーティーじゃん。そこでも出会いあるかもよ」
亜希「ないよ!仕事だし」
美南「なんだ、つまんな」
亜希「なにそれ」
美南「できた」
亜希「かわいいー!さすが美南!」
美南「で、誰に見て欲しい?」
亜希「え?」
美南「おしゃれした時に顔が浮かんだ人。そいつが亜希の恋の相手だね」
亜希「え……」
鏡の前の自分を見る亜希。
〇(フラッシュ)
裕の顔。
〇(元の場所)オフィス・衣装室(夕)
亜希「いないよ」
美南「ふぅ~ん。じゃあやっぱり亜希の恋人は仕事かなぁ」
亜希「うん!そう!断じてそう!!」
美南「ま、楽しんでね。パーティー」
亜希「うん。ありがとね」
去っていく亜希。
〇同・廊下(夕)
ドレス姿で歩いている亜希。ふとお腹に違和感を感じるが、再び歩
き始める。
(つづく)
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