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オーディションで「本気が見えない」のは何故なのか?

timelesz project(通称タイプロ)、更新されたね!
イエローチーム、めちゃくちゃよかった!!
感動してしまったよ、ほんと…!

で、今回のイエローチーム回で度々出てきた、
本気が見えない、合格したい気持ちが見えない現象について語りたい。

語るのは元アイドルのダンス講師の私、深月あかりです。

前回の記事はこちらから!

これは私がダンス講師として、アイドルのオーディションにも関わったり、演技講師としても、様々なオーディションに関わっていたので、その見解も踏まえて、本気が見えない、合格したい気持ちが見えない現象について、何故そう思われるのか、なぜそう見えてしまうのかを語りたい。

これはダンス講師としてオーディションの担当も指導もしてきた私のオーディション論でもあるから、アイドルのオーディションや何かしらのオーディションで、講師の“本気”についての見解を知りたい人にもおすすめの記事かも!


今回のtimelesz projectは、表に出ているのはメンバーの3人だけど、あの立ち位置って本来ならJYパークさんとかつんく♂さんとか秋元康さんの立ち位置なわけで。つまり、本来はプロデューサーだったり、指導者だったり審査員側の立ち位置なんだよね。
そういう意味で、メンバーの3人は審査のプロでも講師のプロでもプロデューサーでもない。圧倒的に演者側。

なので、なんというか、3人の「本気が見えない」発言については、業界の定番的にも、成長して欲しいから厳しいことも言わなきゃな~のやつなんじゃないかと私は感じた。

「アクセサリーいる?」もだし、
「もっと本気を見せて欲しい」もね、
きっと三人がね、オーディションの時や今まで下積み時代にああやって言われてきたんだと思うんだ。
ただそれだけ。つまり、ただのパフォーマンスに近い。

そういう意味では、大倉くんの「僕がtimeleszだったら誰も加入して欲しくない」の発言がめちゃくちゃ本音だったように思う。それを先輩に言わせてしまったことが申し訳ないのか、切なかったのか、その時の菊池風磨の表情が「いろいろ思うことがありすぎるんだろうけど、きっと言葉に言えないんだろうなぁ…」だった。

そもそも3人が「本当に本気を見せて欲しい」と思っているなら、もっと言えることがあるし、かけられる言葉もあるように思う。それもあって、あの「本気をもっと見せて欲しい」発言は、オーディションでもっと追い込みたいだけのやつだと思う。というか、自分たちがそうされたとか、自分たちの経験からきっと同じようなことを言っているんだと思う。ただそれだけで、あれはただの「本気出せ」パフォーマンスだ。

だって、「どうやって本気を見せたらいいのか?」の答えは必ずあるし、メンバーも知っているはずだしね。

で、ただの本気を出せパフォーマンスはさておき、
私が思うことは「本気を伝える方法は確実にある」ということ。そしてなぜ、その本気が伝わらないのかというと、本当に本気じゃないからだよ。

ここからはオーディション論にもなるけど、本当に本気で絶対にtimeleszに加入したいならやることは決まっている。できることも決まっている、本来ならそこに本気を出すはずなのに、出してきた人が今の候補者で誰もいないと思う。

そういう意味で、私がもし本気を出して伝えるとしたら何をするかって話なんだけど、

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