⑯3分ドラマ脚本「友人Aの結婚式で」
3分の脚本です。
ぜひ、演技の稽古などに使ってください！
映像化したい場合はお問合せください。
▼登場人物
吉川美晴(２６)…社会人
水瀬唯奈(２６)…社会人
菅原陽太(２７) …社会人
係員
▼本文
〇美晴のアパート(夜)
吉川美晴(２６)がいる。
美晴の携帯にメッセージが来る。『唯奈』と表示されている。
美晴ＮＡ「それは中学時代の親友、唯奈からの突然の連絡だった」
唯奈からのメッセージには『久しぶり！実は結婚することになって、
美晴に来て欲しいんだけど…どうかな？』と書かれている。
美晴はすぐに『おめでとう！もちろん行く！』と返信をする。
美晴Ｍ「懐かしいなぁ…」
美晴は唯奈との写真を見る。
美晴ＮＡ「最近は疎遠気味だったけど、唯奈が結婚式に呼んでくれたことが嬉しかった」
〇結婚式場・教会
ワクワクしている、美晴。
係員「新郎新婦の登場です」
音楽と共に入場する、水瀬唯奈(２６)と菅原陽太(２７)。
美晴「え…」
気まずそうにうつむく美晴。
美晴ＮＡ「唯奈と一緒に入場してきたのは私がかつて婚約をした元カレだった」
〇同・披露宴場
ワインを飲んでいる美晴。
幸せそうな唯奈と陽太を見つめ
美晴Ｍ「あの隣に居たの、私だったのかもしれないんだよなぁ…」
美晴はグイッとワインを飲む。
〇同・同・出口
唯奈と陽太がお見送りをしている。
陽太を避けて、唯奈のところに行く美晴。
唯奈「美晴――！！」
美晴「唯奈―！」
『久しぶり』と抱き合う二人。
美晴「めっちゃキレイだった。おめでとう」
唯奈「ありがとう」
美晴「幸せになってね」
唯奈「うん！！」
陽太「(美晴に気付き)…」
〇同・控室
ドレスを脱ぐ、唯奈。
インスタグラムで美晴のアカウントを見ている。
美晴は『唯奈、おめでとう』と今日の様子を上げている。
『フッ』と笑う唯奈の口元。
陽太「唯奈、もう帰れるー？」
唯奈「うん！！」
陽太と腕を組んで帰る唯奈。
唯奈Ｍ「美晴のものだったから、手に入れたかったんだ」
(了)
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▼連絡先
mail：akari.3zuki@gmail.com
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