進行性脳梗塞(BAD)のリハビリ、どう進める?
脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco
フルリカバリーを目指し、全国のセラピストと共に成長し続ける脳外臨床大学校で活動するyuccoです。
脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートとともにお届けしています♪
《はじめに》
BAD(Branch atheromatous disease)、進行性脳梗塞の方を担当したことはありますか?
入院時は歩行も可能で、BRs5-6レベル。
2-3日すると症状が悪化してきてBRsも2-3になってしまう患者さんがいます。
はじめは良かったのに入院して悪くなり、リハビリしたら悪くなったとなってしまうケースがあります。
皮質脊髄路の障害があり、急性期に進行性運動麻痺を呈し、機能予後不良となってしまうのです。
《BAD好発部位》
●放線冠を灌流するレン ズ核線条体動脈(中大脳動脈穿通枝)
●内包後脚を灌流する前脈絡叢動脈(内頸動脈から分岐)
●橋底面を灌流する傍正中橋動脈(脳底動脈から分岐)
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全国の悩んでいるセラピストに届くように、臨床のヒントとなり患者さんがよくなるように、心を込めて書いています。応援よろしくお願いいたします❣️