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覚えることと使うこと

脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco

フルリカバリーを目指し、全国のセラピストと共に成長し続ける脳外臨床研究会で活動するyuccoです。

脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートをお届けしています♪

名称未設定のアートワークのコピー

《はじめに》

●臨床において…できるA D LとしているA D L。
リハビリ室ではできているけど実際のA D Lではできないことあります。

●勉強において…覚えているけどテストだと出てきません。
覚えることと使うことは違うです。

●部活では…練習たくさんするけど試合の時に使えないがあります。

実際に勉強したことが臨床で使えない。。。。。何度も経験しました。

どんなふうに勉強していましたか?
なぜ勉強苦手だったのでしょうか。

《脳で考える》

脳っていうのは、インプットと処理とアウトプット!!
言語記憶であれば側頭葉や海馬、手続き記憶は小脳や基底核が覚えています。

まずインプットをすることが覚えることです。
アウトプットしていくことが使うことです。
使うことは覚えていくことに対して使うわけではありません。
状況に合わせてアウトプットが決まってきます。

テストが得意な人は、テストの傾向を中心に勉強している人です。
使えることを理解する、使えること中心に覚えています。
アウトプットすることが先にあってインプットがあります。

テストが苦手な人は本を読んで覚えることしてから、使えるかな????で終わっています。

世の中はほぼ全てがアウトプットです!!
理解しててもやらなかったら意味がないのです。
ちゃん使えないと意味がありません。

どうゆうふうに使うかの理解ができているから何をインプットしたらいいかわかります。

《アウトプット中心型思考》

臨床の勉強をするときにどっちを中心にしていますか?
呼吸療法の認定や住環境コーディネーター、ケアマネ取る人がたくさんいます。
取るときに使うことをイメージしてますか?
資格取ったけど使ってなくて忘れてしまったのはとてももったいないですよね。
そうなるのなら目の前の患者さんの勉強をした方がいいと思っています。

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