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上肢アプローチのための運動麻痺+痙性の理解【動画1時間半付き】

脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco

フルリカバリーを目指し、全国のセラピストと共に成長し続ける脳外臨床大学校で学ぶyuccoです。

脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートとともにお届けしています♪

《はじめに》

運動麻痺や痙性の患者さんを担当することは多いと思います。
運動麻痺とは?痙性とは?
どうやったら良くなるか明確ですか!?

《アプローチを決めるタイプ評価》

症例動画は被殻出血の患者さん。
基底核の損傷により、戦略や計画を立てられないことによる動作障害と起動実行系である外側系の運動麻痺、内側系の筋緊張の問題が起こっています。
評価は動作場面と筋肉!

動作ができない理由は??
① 運動麻痺・筋緊張異常によるもの
② 基底核の手順障害・姿勢筋緊張の低下


感覚・知覚・解釈・認知・戦略・計画・起動・実行などモーターコントロールのどこかに問題が起こるため、生活が今までの状態ではなくなってしまいます。
脳の中をみていき、アプローチするのは脳を使います!!
今回は起動系をいかに駆動させるかの話をします。

《運動麻痺とは?》

運動麻痺とは、運動が麻痺した状態です。

運動とは?
身体各部位の空間的位置変化=骨格筋が随意的に収縮することです。

麻痺とは?
本来の活発な動きや働きがなくなること=本来あるべき状態ではない

運動麻痺とは、骨格筋の随意収縮が本来あるべき状態ではないために身体各部位の空間的変化(関節運動)が行えない状態。

評価は骨格筋の収縮度合いをみていますか?
本来あるべき状態つまり非麻痺側の運動を見ていますか?
筋肉がどのように収縮するかどのように役割があるのかを知っている必要があるからこそ触診、解剖学が必要なのです!!

《運動麻痺はなぜ起こる?》

4野からでた運動情報が皮質脊髄路(放線冠→内包後脚→大脳脚→錐体)を通り、脊髄の前核からα運動ニューロンを経て筋肉を随意的に収縮させる、脳梗塞や脳出血により、この経路のどこかで問題が起きれば運動麻痺が起こります。
4野と皮質脊髄路をいかに回復させるかが大事!

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《運動麻痺の評価とは?》


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