シーティングの考え方と病棟への反映の仕方
脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco
フルリカバリーを目指し、脳外臨床研究会で学び全国のセラピストと共に成長し続けるyuccoです。
脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートとともにお届けしています♪
皆さんの治療が1ミリでも変わり、患者さんの人生が変わりますように!
《シーティングどんなことしていますか?》
患者さんの姿勢をみて、仙骨座りしている、片方に身体が倒れていく、よくないなー、アライメントを元に戻そうとしてしまいがちですよね。
骨盤前傾させて、クッションやタオルで固めて姿勢を矯正していることが多いのではないでしょうか??
《本質的なシーティングとは?》
目的:生活能力の向上(生活の状況に応じて座位姿勢を調整していくことが大事)
例えば、同じ椅子でもよく立ち座りするダイニングの椅子と休息するためのリビングの椅子であるソファの座り方が全然違いますよね。
シーティングは一つではありません!!
全部統一できるものではないのです。
上肢リーチのしやすさ、車椅子の漕ぎやすさなどを考えるけど、どうしても1つに決めないといけないと思っているかもしれないけど、一つではありません!!
シーティングで何をサポートするかが大事です♫
《生活能力を向上させる姿勢って何?》
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全国の悩んでいるセラピストに届くように、臨床のヒントとなり患者さんがよくなるように、心を込めて書いています。応援よろしくお願いいたします❣️