関節可動域制限に対する評価と治療の考え方【動画1時間付き】
脳外臨床研究会会長 作業療法士 山本秀一朗
セミナーレポート作成 言語聴覚士 yucco
フルリカバリーを目指し、全国のセラピストと共に成長し続ける脳外臨床大学校で学ぶyuccoです。
脳外臨床大学校オンラインサロンでは、日々たくさんのセミナーが展開されており、オンラインサロン内だけで留めておくのはもったいない!!
全国の悩んでいるセラピストや困っている患者さんの力になる学びを届けたいと思い、セミナーレポートとともにお届けしています♪
《ROM評価、ROMexって臨床でしますか?》
ROM、長谷川、BRSってよくしてるのではないでしょうか⁉︎
学生の頃からよくする評価の一つであり、可動域を何度って測っていました。
ROMex(可動域練習)していますか?
なんで可動域練習をしているのでしょうか?
・動くようになった時に問題になるから・・・
・関節が硬いから・・・
・動かないから・・・
といった理由でやっていました。
《そもそも関節可動域制限とは?》
関節可動域制限とは、
関節の動きに関与する組織の病変により関節可動域が狭くなった状態です。
では、何にアプローチすると良いですか??
関節角度は狭くなった角度を測っていただけで、病変を変えないと組織が変わらないので関節可動域は変わらないのです!
つまり、関節組織に起こる病変へのアプローチが関節可動域制限を予防するためには必要です!!
骨折なのか浮腫なのか損傷なのか神経の問題なのか、アプローチする内容が変わってきます。
原理原則が大事!!
《関節の動きに関与するものとは?》
<関節周囲軟部組織>
①筋肉②皮膚③靭帯④腱
<関節構造体>
⑤骨⑥軟骨⑦滑膜
(ここは手術じゃないとなかなか変えていけない部分)
病変・外傷・炎症・加齢・神経の問題がないのか??を評価します。
病変が起こることで、柔軟性や伸長性低下して、可動性の低下して、拘縮になってしまします。
脳卒中で起こるものは上記のどれでしょうか??
神経性の病変、ここにアプローチできていますか?
ここから先は
¥ 2,000
全国の悩んでいるセラピストに届くように、臨床のヒントとなり患者さんがよくなるように、心を込めて書いています。応援よろしくお願いいたします❣️