YOUTRUSTは、採用サービスじゃない。
じゃあなんなの?副業マッチングでしょ?と言われるかもしれない。が、私達は誰一人として単なる採用サービスを作っていると思って事業は作っていない。
とはいえ、そんな戦略の話はプロダクトだけでは伝えきれないんだな、というのが昨今の自分の反省でもあるので定期的に言語化しておきたいと考えている。
じゃあ何なの?
完全に正しい問いだと思う。「じゃあYOUTRUSTってなんなの?」である。
今のところの言語化としては「日本のキャリアSNS」だ(SNSとしてまだまだだ!というご指摘は甘んじて受け入れるし、そこに最も課題を感じているのは多分自分だと思う。そこに関しては今いろんな弾込めをしている最中だが、その話はまた今度)。
「じゃあ日本のキャリアSNSってなんなの?」という話になるのだが、その話をするためにこれからの日本のキャリア市場の話をしたいと思う。
自分でキャリアを構築するしかない世界
Web3、みたいなかっこいい名前がついていたら説明も楽なのかもしれないが、そんなかっこいい名前がないので勝手に名前をつけるとすると「キャリアの自己責任化」の世界になると思っている。
というのも今まで日本で最もスタンダードだった終身雇用の世界では、特に職種を決めずに新卒一括採用で入社し、異動も会社の一存で決まる。社内での予定調和を崩すわけにはいかず、実力社会だ!と言いつつ年収も年次によってなんとなく決まっており、端的に言うとキャリアは会社が決めていた世界だった。
一方で、「ジョブ型雇用」というワードも出始めているが、これからの世界はトヨタ社長も経団連会長も言及しているように終身雇用は終わりを告げ、各人が自分のキャリアを自分で決めなければならないという戦後の日本人にとっては初めての体験をしていくことになる。
キャリアを自分で決めるという変化にはもちろんメリット・デメリットがある。ある人にとっては素晴らしい実力社会かもしれないが、一方で自分を労働市場に売りに出すという意味でもあるので二極化もするだろうと思う。
また、会社が個人を研修・育成することが割にあわない世界になるので、自ら学習・成長、その機会の創出をしない人には辛い世界になるだろうことは容易に想像される。全ての人が労働市場に常に価値を問われ、どこに身を置くのか企業と対等に交渉し、自ら意思決定する世界だ。
ここまでは割とぶっきらぼうな表現をしてきたが、私は労働者にとっても国にとっても、とても良いUPDATEだと考えている。
市場価値についても一企業で決められるのではなく、流動性の高い開けた市場においてその人の価値が算定されるため、給与水準も上がりやすい。外資系企業の人やエンジニアの給与水準が高かったり上がっているのはこのためだ(逆に言うと、日本人の給与が上がらないのは現状ここがボトルネックになっている)。また、必然的に人材の流動性が上がる(具体的に言うと人生における平均転職回数は今後右肩上がりであることは誰も否定しないと思う)ことで、新興産業にも適切に人材が流動し、USにとってのAppleやGoogleのような日本の未来の大黒柱を作る会社に優秀な人材が流れ、ひいては日本の再興につながる。
古巣の師匠である南場さんも同じような趣旨でスタートアップを増やそうと尽力されているようだ。
キャリアの自己責任化に必要なのが「YOUTRUST」
その世界ではどんな”場所”が必要になるだろうか。逆に今はどんな”場所”がないだろうか、少し考えて見てほしい。
例えば…
新しいキャリアと出会える窓口
研修を受ける場・コンテンツ
市場評価を知る機会
キャリアをフラットに相談する相手
過去の実績を証明するポートフォリオ
他者からの今までの評価・リファレンス
いろんなものが現在のキャリア市場には足りないように思う(不要だったので当然である)。 特に戦後の日本人は転職慣れしている人もまだ珍しいので、サポートが必要な過渡期にある。これはこの国特有の課題であり、日本にとって非常にイシュー度が高い(解決できるし、したときの価値がある)と考えている。
そして、この日本の成長課題を解くのがプロダクトであり企業としてのYOUTRUSTだ。
新しい日本に必要なものを一緒につくろう
そんなわけで弊社は、上記のような「コト(日本のイシュー)」に向かえる仲間を募集している。正直なところ、簡単ではない課題に取り組んでいると自認しているので一筋縄ではいかないだろうし、なんとなく勝ち馬に乗ろうというスタンスの人には合わない会社だと思う(もし勝ち馬だと思われているなら光栄であるが)。
イシューは極めて大きい。ただ、それをプロダクトとして実現するには無限の可能性がある。SNSとしては0→1の気持ちで未知の体験づくりをしているし、ビジネスサイドでは成長に必死で背伸びをし続けている。はっきり言って、より良い日本のキャリア市場をつくっていくために必要な人とは、全然出会えていないと思っている。
自らリーダーシップを発揮し、コトに向かい、自らの脳みそで考え続け、自分たちの力を信じ、仲間を努めて愛し、自ら与えられるような強い人を私達は探している。
こういう組織で働きたい!と思ってくれる人には是非来てほしいと思う。一度お話しましょう。
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