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オープンでいるのは難しい

ただ好きなことをする
好きだと言う
たったそれだけが
たったそれだけなのにどうしてできないんだろう

好きなものができるということは、まるで呪いのように感じてしまうことがあるのです。
なんでもなかったものが特別なものになってしまうのですから。
ずっと頭の中に居続け、休む隙を与えず気がついたら思い耽ってしまうのです。
今までなんとも思っていなかった物事に対して意識が働いて向いてしまうのです。
だけど、それだけなのです。

好きじゃなかったことが好きになるということは、日常になかったものが追加されることです。隙間やスペースがなければ負荷になってしまうことだってあるはずです。

変わりない毎日が変わってしまうのです。良くも悪くも。
なんでもない人にはなんでもないのでしょうけれど、私にとって、
今の私にとっては、許容量を超えてしまうかもしれません。

ただ好きなことをする
好きだと言う
変わりない毎日を変える
ひとつの方法とも言えることが
とても怖くて、勇気を必要としてしまうのです。

予想など立てず、感覚のまま気持ちのまま動けたら、
「好き」という荷物負荷を片付けることができたら、
すっきりとした気持ちになれるかもしれませんね。

好きということを荷物と捉えてしまう己が少し寂しくこの文章を今後読んでしまいそうですね。
今の私はそういう方向から一瞬捉えて見てみた、ということで、どうか、寂しく思わないでもらえますように。
物の見方はその時々で異なりますから、赴くままに手を動かしただけで、流れるまま書いただけで、本当に本当のことを書いたかなんて、本人にも分かっていないのですから。
どうか傷つかないでくださいね。
好きと思えることはキラキラした宝物のように大切で、暖かいことなんですから。

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