12・13・14日目 赤色は怖い
入院して13日目の夜中、カッと目が覚めました。
トイレに行きたい?
…いやそんな感じはしない。
はて?何で起きた?
と思った瞬間、ドロッ…とした嫌なものを下着の中に感じました。
そーっと起きて、トイレ用品を掴んでなるべく出てこないよう力を入れながらトイレまですり足で向かいます。
ちらっとベッドを確認、汚してなくて一安心。
トイレに到着して下着をおろした瞬間、目に飛び込んできた鮮やかな赤。
うわぁ……でした。
便器内にも何滴か落ち、ペーパーで拭ってもついてきます。
即、ナースコールを押しました。
駆けつけてくれた助産師さんにナプキンを渡してそのまま計測してもらい、医師の指示が来るまで部屋で待ちます。
部屋で心音はしっかり確認できましたが、やっぱり赤色が出ると不安が募ります。
結果、量が少ないので暗い部屋でNST、その結果次第で決めるとのこと。
普段より少し長めのモニタリング。
私だけかもしれませんが、出血した後は張りが増えます。
たまたまなのか何か不満なのかお腹の中も大暴れで痛い痛い。
そ、そこ胎盤あるから…今出血してたから…暴れないで…?
危険な張りはなさそうで血も少量とのことで、明るくなってからの診察を待つことになりました。
診察の結果、警告出血の3回目でした。
退院するしないでかなり揺れましたが、しなくてよかった…と心から思いました。
ただ臨月が近い出血のため、元々の帝王切開予定日を待っててもあまりいいことはないかも…というお話。
少し予定日を早めることになるかもしれません。
もう予定日と言えば手術の予定日になってしまい、元の出産予定日を聞かれても「…えーっと?」になることが増えました。
もはやそこまで待ってあげられません。
元気で会えたら何でもいいので、いいんですけどね。
♧12日目の読了
大地のゲーム:綿矢りさ
♧13日目の読了
なし
♧14日目の読了
隣の芝生にご用心:赤川次郎