アートのお仕事で自分らしさを見つける方法―ネイルアートで世界観を表現しよう！！
ネイルアートの世界観とは？
こんにちは、ゆび姫ネイルスクールの高尾慶子です。今日は少し違った視点で、「ネイルアートの世界観」についてお話ししてみたいと思います。ネイルアートの世界観とは、単に技術やデザインだけでなく、もっと深いところにある「その人自身の表現」だと私は感じています。私が思うに、アートというのは「好きがたくさん集まったその人の癖」のようなものなんです。
世界観とは自分の「好き」の積み重ね
ネイルアートをしていると、その人の選ぶ色や形、テーマに自然と個性が現れてきます。それは、無意識に表れる「自分の好き」がたくさん集まっているからなんです。たとえば、ある人は鮮やかな色を好み、パッと目を引くデザインを選びます。別の人は、柔らかい色合いやシンプルなラインを好むかもしれません。このように、自分の感性や「好き」を積み重ねていくことで、自分だけの世界観が生まれてくるんです。
私がアートを好きになったきっかけ
私がアートに心を惹かれたきっかけは、実は子供の頃に観たテレビ番組にあります。そこに出ていたのが「亜土ちゃん」という絵描きタレントでした。彼女はクリアボードに両手でマーカーペンや蛍光スプレーを使って、歌いながら絵を描いていたんです。その姿がとても楽しそうで、私は夢中になりました。両手で可愛いキャラクターを描くだけでもすごいのに、最後にスプレーでほっぺたやポイントをシューシューっと仕上げると、一気に絵が完成する。その瞬間が子供ながらにとても感動的で、「私もこんなふうに楽しくアートを描きたい！」と思ったものです。
その後、私は母に「絵描きになりたい！！」と夢を語ったのですが、母は現実的で「それは無理！！」と言われ、かなり落ち込んだこともあります・・・。
でも、不思議なものですよね。好きなことは大人になっても変わらないんです。今、こうしてネイルアートという形でアートに関わる仕事をしているなんて、当時の私には想像もつきませんでした。だからこそ、今の自分が子供の頃の自分に声をかけるなら、「大丈夫、いつか夢は形を変えて実現するよ」と伝えてあげたいです。
自分の世界観を見つけるには？
自分の世界観を見つけるために大事なのは、自分が何に心を動かされるのかをじっくり観察することです。好きな色、興味のあるモチーフ、触れて心地よい質感、見ているとホッとするデザイン……そういった「好き」の感覚を大切にすることが第一歩です。
ネイルアートも同じです。最初は、いろいろなデザインやスタイルを試してみてください。たくさんの「好き」を探しながら、自分が心から満足できるものに出会ったとき、それがあなたの世界観のベースとなるでしょう。
また、自分の好きだけでなく、時には他のアーティストの作品に触れて刺激を受けることも重要です。私自身も、他のネイルアーティストやデザイナーの作品を見ることで、自分の中に新たなアイデアが湧いてくることがよくあります。
アートを楽しむためのきっかけ作り
アートをもっと楽しむためには、難しく考えずに「自分の感覚に正直になる」ことが大事だと思います。多くの人は、「自分にはアートのセンスがない」とか「難しそう」と感じるかもしれませんが、そんなことは全くありません。アートの基本は「自分が好きなものを楽しむこと」にあるんです。
ネイルアートの世界では、少しの変化でも大きな違いを生むことがあります。たとえば、いつもは選ばない色に挑戦したり、普段なら避けるデザインを試してみること。それが「自分らしさ」を見つけるきっかけになるかもしれません。
『好き』を楽しむアート
最終的には、ネイルアートも他のアートも「自分が楽しむこと」が最も大切です。アートにルールはありませんし、誰かに評価されるためのものでもありません。自分自身が「これが好き！」と感じるものを大事にし、それを形にしていくこと。それがアートの本質だと思います。
ゆび姫ネイルスクールでは、技術を学ぶだけでなく、一人ひとりの「好き」を大切にしながら、それぞれの世界観を育てていくことを大事にしています。もしあなたが「自分の世界観を見つけたい」「アートをもっと楽しみたい」と思っているなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。新しい自分に出会えるかもしれません。
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高尾 慶子
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