ネイリストがデザイン力を身につけたら集客に困らなくなる!
【『おまかせアート』ができた訳】
ワタシは26歳の時、お客様の雰囲気やファッションからネイルアートをつくりだしたいとネイルサロンを独立しました
なぜなら、ネイルサロンに勤めていた下積み時代にワタシのお店だったらもっとこうしたい!と妄想がふくらんでいったからです。
ネイルサロンに勤めていた時、そこにはたくさんのマニキュアの色がありました。(某大手ネイルサロン:当時はアクリルスカルプチュアという人工爪やマニキュアが主流でした。)
そしてスタッフみんなが均等に描けるように用意されたネイルアート見本…
だいたいのネイルサロンにはお客さまに選んでいただく用にネイルチップで見本が用意されています。
お店側の効率もあるとは思いますが、
ワタシにはそれがとても窮屈に思えて・・・
ワタシは一人一人のお客様に合わせて色を選ぶのが得意だったし、アートもその時その時でお客様に合わせて描いていきました。
それは見本をちょっとしたアクセントでお客さまに合わせたりするだけ。
そうすると
ワタシに指名のお客さまがどんどんついていきました。
独立しようと思ったのは店長さんよりお店を回すようになって有頂天になっていたからかもしれません・・・
ワンルームのホームネイルサロンを立ち上げた時、すぐに大きな壁にぶち当たりました。
資金不足で数本のマニキュアしか用意出来なかったことです…でも、最初は集客するのに困りました。
しかし、オリジナルのインテリアで空間作りしたり、お客さんの雰囲気やファッションに合わせたネイルアートは『おまかせアート』として人気メニューになりました。
しかし、中には『何を描いたの?』というお客様もいたり。
『ブランドロゴを描いて』とか『キャラクターを描いて〜』とか
理解してもらえないお客様もいたりで…
ワタシは身につけるもの全て人とかぶるのが嫌で『ん?』といつも矛盾を感じて
そんなお客様に
『なぜワタシのアートは理解されないのだろう?』と思いはじめたのです。
...
【ゆび姫流の手描きアート『おまかせアート』を教えたら・・・】
ネイルサロン開業後導かれるようにスクールも開講。
ワタシのところになにかしら悩みをもつ生徒さんたちがあつまりだしました。
みんなどことなくワタシと悩みが似ていました。
・周りからいつも浮いた存在
・教科書どおりにできない
・自分なりの強いこだわりがある
・自由が好き
・束縛が嫌い
・妬み、いじめられやすい
などなど…
ワタシはスクールもオーダーメイド方式で一人一人の悩みに合わせて教えます。
お客様のコンプレックスにも考慮したアートだったり。
雰囲気やファッションからネイルアートを作り出す方法を教えたり。
特に自由にアートを描く方法を教えるとみんなが笑顔になりました。
これがゆび姫流の手描きアート↓
↑
これはお客さまのイメージで描いたものをチップに改めて描きおこし、
イタリアの世界大会に持ち込み『ネイルアートトレンド部門』で優勝したものです。
↑
ちなみに実際のお客さまの時はこんなネイルアート。
全く同じように描けないのが面白い〜ゆび姫流の手描きアートが『おまかせアート』ですw
一人一人、毎回毎回違っていいじゃない
だってアートは自由だから!
って発想です^^♡
【実は世界のネイルアートはファッションとネイルアートを融合させたものだった!】
ワタシが海外コンテストに挑戦して1番変わったことは
『アートは自由でいいんだ』ということ!
『おまかせアート』が、むしろこっちの考え方の方が正しいんじゃないかって思えるようになったのです。
世界ではネイルアートはファッションの一部です。
日本では爪だけを見てアートをしていると感じるのはワタシだけでしょうか・・・
流行があったら、みんな同じようなネイルをします。
持ち込み画像を持ってこられてもそれって本当にお客様のファッションに合ってますか?って思ってしまうのはワタシだけでしょうか?
どこのネイルサロンも、どこのネイリストも同じように見えてしまうのはワタシだけですか・・・
だいたいのネイリストはアートの見本があったらそれと同じように描こうとしますよね?
ワタシはもともとあるアートの見本を自分の感性やオリジナルで少し変化させたいと思ってしまいます。
その技術をお客様の前で見せると『おおおおお!!!』大抵の方が驚きます
だからプロとしてすごい!ってなるし
お客様に合わせた特別感でまたリピートしてくれるようになります
すでにあるデザインを描くことより、断然!自分でデザインを作れるようになった方がアートは無限大になります。
みんなそれに気がついていません。
ワタシが世界に行って評価されたワケは、デザインを1から考えて誰にも描けない初めて見る新鮮なものだったからかもしれません。
日本の方に理解されないのはその根本的な考え方の違いがあることはわかっています。だからとても悲しく感じます・・・
これをどうやってみなさんに伝えたらいいのだろうって・・・
このnoteを描くことで伝わる日がくるのかな?って。。
・・・
【世界ではアートに対する評価が幅広い】
海外の人の方がアートに対する目が肥えているな〜って国際ネイル審査員の経験をしてより強く感じました。
見たこともないデザイン、見たこともない色使い・・・考え方もそうだし。
海外コンテストの現地に行って生で感じるのはとても刺激になるし。
リアルな体験がもっと次はこんなアートを描こうと!イメージがどんどん湧いて出てくるようになります。
日本人は技術やモノマネ、仕組み作りは上手だけど弱い部分はオリジナリティが低いところです。
そこはどうしても海外のアート作品がたくさん並んだ時、評価が落ちてしまいやすい点です。
ワタシは様々な国のコンテストに出場しました。
その国その国、または審査員たちの好みの分析で入賞できたりできなかったりします。
日本の技術は世界レベルで見てもトップクラスです。
それは歴史あるネイリスト検定がしっかり根底にあるからだと思います
でも検定だけでは応用が足りない、サロンワークも周りと同じようなアートばかりだと埋もれてしまいます
だからこそ、もっとデザインを1から作り出せるネイルアーティストを育成することが世界に引けを取らない技術の強みになると思います。
海外コンテストのアートはあまりにもサロンワークとはかけ離れていると感じる方が多いかもしれません。
でもかけ離れているからこそデザイン力が身につき、日々のサロンワークに活かせる技術になるとワタシは感じます。
誰かのモノマネアートをするから集客で悩んだり、お客様から写真を持ち込まれても描けないという事態。
新規のお客様を獲得する為には高い広告費にお金を取られてしまう。
キャンペーン価格で安売り価格の負のループにハマってしまうのです。
自分のデザイン力を身につけたらブランド力もUPできるし。あなたのお店にお客様は必ずリピートしてくれるでしょう。
だから同じように綺麗に描かなくてもいいし、他人と同じようにする必要もない。
もっと自由でいいし、ワタシのつくるネイルアートのように爪からハミ出しちゃってもいいんです。
ネイリスト検定では『花』とわかるように描かなければいけないかもしれませんが、できない描けないと言って悩む必要もありません。
キャラクターネイルが流行っているからとみんなと同じものを爪につける必要もないんです。
みんなと同じようにしなければと思うから悩んだり、自己肯定感が低くなってしまうのではないでしょうか
悩みやコンプレックスはあなたの個性となっていつか武器にできるはずです。
このゆび姫流の手描きアートを身につけることで自由で楽しくアートを描くことから上達してほしいと思います。
そして日本だけじゃなく世界にでるともっと違う世界があるということを知ってほしいです。
英語が話せなくても大丈夫です。
ワタシも全く話せませんがアートとジェスチャーと笑顔でたくさんの友達ができました。
みんな日本のことが大好きで日本人の描いたアートに釘付けになってます。
現在のワタシは日本の良さをもっと世界に広めたいと活動中で、自身のスクールを再リニューアルしようとホームページを作ったり写真集や本を出版したくて、様々なことに挑戦中です。
今回の個展も、自由なネイルアートを皆さんに知ってもらうことの第一歩になります。
ゆび姫おまかせアートが学べる当校のHPはコチラ
→ART’s SCHOOL YUBIHIME
お気軽にお問い合わせお待ちしております・・・
(HP:ホームページはまだ編集中のためお見苦しい点があるかもしれません・・・ご了承ください^^)