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もらったものは返そう。いや、あげたい

子どもたちが、お菓子の量り売りをやりたいと言い出した。
50グラム200円とかの。
知っているだろうか?

そう、こんなやつ。
これって思ったより高くなっちゃうし、楽しいんだけど、この後アイス食べに行く約束してるし…

そう、「こんなの買うの?」という私が現れたのだ。
お小遣いで買うし、人によって物の価値なんてそれぞれだ。

そう思って渋々オッケーを出した。
そんな私だから「これ高いんじゃない?」「お小遣いなくなったら友達と遊ぶ時困らない?」余計な口出しをしてしまう私。

でも、はっとした。この前こどもたちからお年玉で、スーパー銭湯に連れて行ってもらったことを思い出した。

ギブアンドテイクだってことじゃないけど、自分は受け取ったんだから、与えられる人にもなりたい。そんな私もいたんだった。

そんな感情が湧き起こる。

お会計をすると、なんと謙虚にも1人150円程度だったw

「ママが買ってあげる」

この一言まで結構考えた。
値段ではない気もするし、子どもが自分で買うことに意味がある気もした。
貯金が大事な時もあるけど、お金を巡らせることも大事な気もした。

わからなかったけど、巡らせよう。
前とは違う自分になろう。

そう思って、子どもたちにお菓子を買った。

「世界」

終わりは始まり。
巡っていく。

何より子どもたちは笑顔。
買い与えることが全てではないけど…

貯金できない子になるかな?そもそも貯金が全ての時代でもなくなってきたからいいのかな…

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