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子どもたちのお年玉でスーパー銭湯に行った話

子どもたちにいただいたお年玉って皆さんどうしていますか?

うちは、年齢によって自分で管理したり、親が管理したりしています。
下の子はある程度使ったら、貯金に。上の子は全て自分で管理。

ですが、この前子どもたちが、「このお年玉でスーパー銭湯に行こう!」と言い出したんです。「え?自分のお金でしょ?大事にとっておかなきゃ!親の分は私たちが払う?」と思い、「いいよ…結構高いし、やめよう」と言おうと思ったんですが…

「受け取れる私になろう!」そう思って、喜んで受け取ることに。夫は不安げな顔w

元々私は受け取ることが苦手で、褒めてもらっても「いやいや、こんな私が…」と自己否定したりして、色々なことを受け取れないんですね。もちろん奢ってもらうのも苦手。
でも、受け取れないって本当に失礼なことだなってことに気づいたんです。

だって、「相手の意見を否定している」ってことにも繋がるから。

でも人に奢られるとか、子どもから奢ってもらうって結構抵抗ある人いませんか?私もそう。

前の私だったら、「お金は大事にしなさい!貯金しなさい!将来困るよ!」と言っていたと思います。
だって、「貯金しないとお金がなくなったらどうするの?」って。

でもこれって、「本当に?」って思ったんです。

もし、子どもたちに本当にお金がなくなって困ったら、私が受け取ったように「子どものことも助けたら良いんじゃないかな?」って。

もしかしたら、「払うことが嫌なのは、私だけ」なのかも。子どもが困ったら「だから言ったでしょ?」と助けないのかな…払うのが嫌なのかなって。それって、私ケチ?とも。

そんなことを考えたけど、子どもたちの表情を見たら、「連れて行ってあげる!」ととっても嬉しそうなんです。

子どもから「受け取れないのは、私が払うことに抵抗がある」からなんじゃないかって。

もちろん、散財タイプみたいな感じで育ってしまったら、それは嫌だなとも思いますが、散財タイプに育ちたいなら、自分で稼げば良い話。

散財してたのに、お金ちょうだいって言い出したら、それはあげられないかもしれません。だからこそ、「私が貯金をする姿も大事な人のためにお金を使う姿」も、どっちも見せていきたいとも思います。

ちょっとここは難しいところではあるんですが、「受け取れる自分になる」そして「渡せる自分になる」と最近は思っているので、一旦受け取ることにしました。

それになりより、楽しかった。本当に満たされたし、子どもたちにもたくさん感謝を伝えると、とっても満足げでした。

この気持ちを否定して、受け取らなかったら、子どもたちの表情はプリッとしていたかもしれません。(プリって怒っているってことね)

正直どっちが正解かはわかりません。どっちも正解だとも思います。
でも、貯金ばかりして今を楽しめない人生は嫌だなって。
貯金ばかりしても安心が買えるわけじゃない。
たくさん貯金があっても心配な人もいれば、全く貯金がなくても楽しそうな人もいる。

自分がどうしたいかが、大切。
今も楽しみたいけど、貯金ゼロにはなりたくない私w
欲張りでも良いんです!

お年玉って結局私たちが払ったお金が戻ってきているようなもんだしとも思って、一緒に銭湯楽しみました。

本当に気持ちよかった〜!
子どもたち、ありがとうございました。

ちょっとは受け取れる自分になったかな。



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