+82 #14-2 : 윤석열은 퇴진하라! とは叫べなかったわたし
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さあ、何をする?というより、何を伝える?
デモ初心者(うぶもの)の私が、こうやって弾劾デモに参加することになった。
ボードを作ろう。私は早い段階からそう決めていた。
なんなら主催団体に電話する前からそう決めていた。
友人(これまで登場してきた人と同じ、Sとしましょう)は、たくさんのアドバイスをしていた。というのもSはこれまでたくさんそのような集会に参加したことがあって、熊本に旅行に行った際もパレスチナの解放を訴える行進に参加していたほど。
「ボードを作る時、韓国語と日本語の両方で作るといいよ」
「まずは『自分の暮らし』とつながっている地点を探すことが重要だよ」
「(名前)がどんな言葉を主に言いたいか考えてみて」
「(デモの前を)通りがかった人たちがどんな気分にいなったら(名前)は嬉しい?」
私がボードに書いた言葉はこうだった。
내 친구들의 일상을 뺏지말라!!
(私のともだちの日常をうばうな!!)
↑は私がInstagramに載せたデモに対する韓国語の感想、その日本語訳。
私は正直言って韓国の政治に詳しくない。だからユン政権が今までどんなことをしてきたかなんてほとんど知らない。どういう理由で支持されて、大統領になったのかも知らない。
そして主権者でもない私が、ユン政権を否定する権利はどちらかといえば、ない。
でも言いたいことがある。
私も含め私の多くの友達を不安にさせたあの夜、全てはあの非常戒厳令ひとつで。
戒厳軍を出動させて、自分の思い通りになるまでその状態を続けようというものなら、それは私も声を上げたい。
退陣するかはわからない。
みんなが弾劾を望むから私も同じように望む、そうではない。
民主化運動で独立を勝ち取った国の大統領という立場の人が、韓国国民の日常を踏みにじってまで極端な選択に出るのは、いかがなものか。
私の気持ちは固まった。
あとは堂々と、作ったボードを持って立とう。