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個人的おすすめ曲:BTS編

BTSも、もはやKPOPも全然詳しくないよって人に聞いてほしいBTSの曲。

中学2年生になりたての頃(2017)にBTSにまんまと虜になってしまった私。
KPOPにハマったきっかけはPSYだということを前の記事でも書いたが、PSYしか知らなかった(?)私にとって、BTSとの出会いは初めてアイドルを応援するとかそういうこと以上に、自分の学生時代を大きく支える存在となり、7年経った現在もそうである。

BTSは今やグローバルスターになってしまったが(私がハマった当初もだいぶ名前が知れていた方ではあるが、コリアンタウンのショップは相変わらずBIGBANGが占めていた)、人気になろうがこれから仮に人気が落ちようが、私はBTSしか持ちえない儚さ、時に見える世界観の怖さがとても大好きだ。
当時中学生だった私は、その怖さに寝れなくなったこともある。

この話は、またいつか。

そんなわけで、日本国内平均以上は音楽を聴く程度の私が、自分の特に好きなアーティストに関して、あまり有名にならなかった曲(地上波等で披露していない曲)の中から5曲ほどPICKして紹介していくシリーズを始めていくことにした。

てなわけで今回はBTS編。
〈参考情報〉
初めて聞いた年:2017年
初めて聴いた曲:血、汗、涙
ライブ参戦:4回
推し:JIN

①2!3!

「2!3!」というフレーズは、韓国で「せーの!」の意味合いで使われる言葉のひとつ。BTSの挨拶も2!3!を合図として始まる。

歌詞の大体の意味としては、辛いことも悲しいことも「2!3!(せーの!)」で忘れよう。といった感じ。

これを選んだ理由としては、自分が初めて行ったライブ(ファンミーティングだが)のアンコールコールがこの曲だったからである。
メンバーたちが「最後の曲です」といって最後の曲を歌い切って裏にはけたあと、会場のファン全員でのこの曲を合唱したのだ。
こういうアンコールはファンが企画してSNSで呼びかけ運営に事前に報告?することによって成立するパターンが多い(今は運営によってスローガンなどが配られることが多い)。

当時中学3年生の私はお年玉をかき集めて、2時間目の授業が終わった途端に早退し大阪城ホールへ向かった。
SNSのフォロワーが多いファンがこの歌詞カード(ひらがなルビ付き)を配布していて、開演まで必死に覚えていた記憶がある。そう、この曲は日本語verがない。それもまたなんだか特別感があるのだ。

理由はそれだけというではない。歌詞にも彼らの花様年華を語る上で欠かせない言葉がたくさん散りばめられている。彼らにとってもファンにとっても、大事な曲であることには間違いないだろう。

この曲についてもっと書きたいことがあるけれど、どうか気になってくださった皆様は日本語訳の歌詞を調べていただきたい。

②A Supplementary Story:You Never Walk Alone

これは…なんと言おうか…いつでも背中を押してくれる、そんな理由でチョイスした。歌詞ももちろんなのだが、各メンバーのパートが適任(?)すぎて素晴らしいのだ。

そして前述したBTSだけの儚さ、(少年としての)若さというものが全て、曲名通り、詰まっている。サビ後のアップテンポな感じも、若々しさたっぷりで ◎

私は棺桶までこの曲を持っていく。

③The Truth Untold(전하지 못한 진심)

Steve Aokiと彼らのコラボはもう完全なるものであるということはまた今度の話にしておいて。

これはボーカルライン(JIN,JIMIN,V,JUNGKOOK)による曲=ラップなしでバラードなのだが、多分聴きすぎて、車の中でも流しすぎて、親さえも覚えかけた曲である。

当時ハングルが読めることだけでワクワクしていた私が、ラップがないということで必死に覚えた曲であった。
ワールドツアーLOVE YOURSELF,そしてその追加公演SPEAK YOURSELFの両方で披露されたこの曲であるが、たとえ歌詞の意味がわからなくても、圧倒されるものがある。

まずもってこのアルバムのシリーズ LOVE YOURSELFシリーズこそ、BTSの持つ儚さと怖さをバランスよく表しているものではないかと思っている。

④Sea(바다)

これはさっき書いたLOVE YOURSELFシリーズの第一作 承-Herの隠しトラックとして入っている曲だ。CDのクレジットにも表記はないし、もちろんサブスクにもない。ということでYouTubeの歌詞動画を持ってきました。

正直、この曲は怖いと思う人がいるかもしれない。
曲名通り海を思わせる曲なのだけれど、晴れた日の海というよりかは、嵐の前の静けさというか、灰色の雲、荒い波を思わせるような

だけどどこか儚い、懐かしい、遠い昔、遠い未来、みずみずしい時間の流れ、そんなことを感じさせてくれる曲。

⑤Born Singer

この曲に関しては色々エピソードがあるんだろうけど、私があまり詳しくないので気になった方はぜひ調べていただきたい。
ちなみにリンクを貼った動画は11年前(デビュー1ヶ月後)にあがったもの。

このほかに今までSoundCloudにも音源はあったのだが、
なんと初めて円盤化したのは2年前!

この曲にかんしては、とてもわかりやすく書かれているnoteがあったのでこちらの方貼り付けておきます。2!3!と同様、BTSがBTSあらしめる大事な部分がたくさん詰まっている。その叫び声は生々しく、自分たちの音楽を守り抜くというチーム名そのものを表している(と、私は思っている)。

そう、原曲があるんです。

話し始めるとキリがないことに気づき始めたので、ここら辺でしめておきます。
5曲選ぶって意外と大変だった…。
これを機にBTSを好きになってほしいとかそういうことを思っているわけではないので(もちろん好きになってもらっても全然ありがたい)、「へ〜Dynamite以外にもこんな曲があるのね!!」くらいに思っていただけたら、それで十分です(誰?)。

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