個人的おすすめ曲:SEKAI NO OWARI編
セカオワ編。
セカオワとの出会いは遡ること12年(えっ)、2012年、小学3年生だった当時たまたま家族で通りかかったお祭りの和太鼓演奏の曲がスターライトパレードだった、そんなきっかけ。
まだサブスクがあまり普及していなかった当時、我が家はTSUTAYAでCDを借りてiTunesに取り込んでiPodなりiPhoneに入れて車で流す、それがスタンダードだった。
和太鼓演奏で聴いたスターライトパレードは、家族全員にぶっ刺さり、気づけばスターライトパレードが入ったアルバム「ENTERTAINMENT」をレンタルし、我が家のiTunesに入っていた。
きっと、小学生時代聴いたアーティストぶっちぎり1位である。2位が誰か正確にはわからないが(多分UVERworld)、おそらくダブルスコア、いや、トリプルスコアをつけるくらいのぶっちぎり様ではあるだろう。
〈参考情報〉
初めて聴いた年:2012年
ライブ参戦:2回(FCとかに入っていません)
①花鳥風月
この曲は、正直、私がセカオワの中で一番好きな曲である。
歌詞ももちろん良いのだが、メロディトーンというか、残暑厳しい夏の夜を思わせるような、そんな曲。
出だし、一瞬悲しい曲なのかな?と思いきや、語りかけるような、優しい独り言のような、深瀬くんの声が沁みる。
どこで聴いても、大きな自然の中にいるような気分にも、ぼんやり街灯に照らされた夜の公園から月を見ている気分にもさせてくれるような曲。
このままずっと、愛する誰かと、ここにいたいね。
②MAGIC
大ヒット曲Dragon Nightのシングルに隠れた、とんでもない名曲。
これを書きながら聴いてるけど、ああだめだ、いつ聴いても泣いてしまう。
こんなに切ない歌詞があっていいの?
まっすぐなラブソングが珍しい(と思っている)セカオワらしい、そんな曲。
人生に生きがいを見出せなかった僕が、君に出会ったことをきっかけに自分自身の価値に気づいていく。
なのに君はそんなことも知らず、いつも僕にそっけない態度で接する。
ついに結ばれて、命を授かっても、君はいつも悲しそうな顔をしている。
君は結局僕のそばからお空の星になってしまった。
この曲も次の曲もお話が進むように歌詞が入ってくるがゆえに、何回聞いてもしっかり聞き入ってしまって、泣いてしまうぜ…
③Error
いや、これも結局さっきのMAGICと同じくらい泣ける曲なんだが…
初めて聴いた途端、なみだなみだなみだ。。。水たまりできた。
Errorの主人公(僕)は軍事用ロボット。
戦場で戦う一人の女性(君)に恋に落ち、エラーを起こしてしまう、そんなお話。
人を殺すために作られた僕は、人間の心なんて、ましてや恋心なんて持ってはいけない。しかし君と一緒に過ごすうちに、人の気持ちを伺う心や、人間を守りたい、そんな気持ちが芽生えて行った。同時に、僕自身が“弱く”なっていることに気づく。
この曲のいいところは、始まりと終わりが同じ歌詞であるところ。
そして私の一番好きな歌詞は 2番の
「貴方の作る料理は 錆びみたいな味がして最高ねと 褒められた日もあった」
④銀河街の悪夢
深瀬くんだから書ける歌詞じゃないのかな、と思います。
確かさおりちゃんがこの歌詞を最初見た時号泣したみたいなエピソードがあったようななかったような…。
前奏で聴こえる公園の子どものはしゃぎ声、カラスの鳴き声、足音、全部がリアル。
明日また起きたら 何か始めてみよう
だから今日はいつもより早く眠りにつこう
だけど眠れなくて 朝日が昇るんだ
(1番)
明日また起きたら 何か始めてみよう
だから今日はいつもより早く眠りにつこう
だけど起きれなくて 夕日が沈むんだ
(2番)
こんなシンプルな歌詞だけれど、ここに全てが詰まっているような気がする。
この曲に救われる人がたくさんいるんじゃないかなぁ。
⑤すべてが壊れた夜に
この曲も、ファンの中では名曲なのではないだろうか。
私はあまりライブに行ったことがないのでわからないけれど、初めて行ったライブのアンコールでこの曲を初めて知って、そのライブの帰り道ずっとこの曲が頭の中で流れていた。
あまりにも心をぶっ刺す歌詞は、前奏もなく出だしから始まる。
人々は言う 分かっていると
そんな当たり前な事は知ってると
でも知ってる事を 分かってるなら
そんな顔にはならないんじゃない
「そんな顔にはならないんじゃない」
こんな歌詞、今まで出会ったことがない…。
現代を生きる人間としてこの曲に出会えてよかったなと心の底から思う。
すべてが壊れた夜には、みんなでこの曲を歌いたいし、
この曲で書かれているようなことをみんなが忘れてしまえば、全てが壊れてしまうんじゃないか。
セカオワの歌詞はいつでも、訴えかけてくる。
大事なことを大事と教えてくれる。
人を想う曲にはいつもどこか切なさがついてきて、
おかしいことは とことんおかしいと主張する。
歌詞だけじゃなくて音もセカオワらしさがたくさん詰まっている。
初めてマーメイドラプソディー(あ!6曲目紹介しちゃった!)の貝殻を楽器にしたかのような音を聴いた時の衝撃は今でも覚えている。
セカオワいつもありがとう!!!!
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