バンド仲間を急がない

最近、仲間が欲しいなあということが増えた。
友達がいないわけではない。友達に関してはいい友達ばかりで、どれだけいい友達かというと、彼らの家を順に回ってお礼を言って回りたいほどである（大・迷・惑！）。

そう、友達じゃなくて、仲間が欲しい！
ワンピースを単行本1話しか読んだことない私が「仲間といったらワンピースか…？」なんて考えたものの、もちろん話せることがない。

話がしたい、しょうもなくない話がしたい

私にとって今いる友達も含め友達とは、些細な日常を共有したり、飲みにいったり、授業を一緒に受けたり、お昼を一緒に食べたり、写真を一緒に撮ったり、そんなことができる（してくれる）人である。

しかし私が今求めている仲間というのは、別に、今言ったようなことが一緒にできなくてもいいのだ。

しょうもなくない話がしたい。
些細じゃない、これから生きていくための、と言うとスケールが大きすぎるが、人間としてもっと考えなければならないようなこと、考えたいこと、そんなことを、意見の違いなんて怖くない！違って当たり前！なんていう雰囲気で話せる、そんな人ともっと出会いたいと思うようになった。

なんとなくだけど、学校でそういった人を探すのは少し難しいように感じてきた。3回生になってしまった以上年下より年上が少ない環境でもあるし、なにせ学校では「友達」として関わってくれる人がほとんどであるからだ。

どこにいる？

学校にいない（と決めつけてしまうのもよくない）なら、どこにいる？
大学生のコミュニティなんぞ広げてしまえば無限大なわけで、自分がぴょんぴょん動き回るしかないのだ。
そんなことはわかっている。が、常時ぴょんぴょんできるかといえばそんな時間もお金もあるわけではない。
なのでとりあえず私は急がないことにした。
いつか現れるさ、運命の人が現れるそれと同じだろ（笑）、と。

バンド組みたい

仲間のたとえとしてもう一つ思い浮かんでいたのが「バンド仲間」である。
軽音部に所属したこともないし、ギターもベースもドラムもできない。

学生時代にバンドを組んでいた人も多いのではないかと思う。
学生時代のバンドというのはおなじみ「バンドやろうぜ！」で結成し、その時のライブかぎりのバンドもあると思う。稀に、「バンドやろうぜ！」でビッグになるバンドもある。実際自分の中学校の同期が最近バズり、東京までライブしに行ったり、サブスク配信をするまでだ。

バンドを組んだことがない私が思うのは、率直に、ひたすら、
「ソウルの合う人が、身近にいていいなあ」
ということである。

先日渋谷のライブハウスでとあるアーティストのライブに行った。人生初のスタンディングかつワンドリンク別のライブだったのだが、スタンディングでしか生まれない絶妙な距離から触れる音楽は、大阪城ホールや京セラドームでのライブとは全然違ったのだ。
限られた照明・音響設備によって限りなくそのままで演出される彼らの音楽は、自分たちのすべてを今の一曲にすべてぶちこんでいるような、そんな豪快さを感じた。泣くとかいうよりもう、ひたすらに鳥肌だった。涙を伴わない感動を覚えっぱなしの時間であった。

ちょっとあなた、ライブレポじゃないのよ

音楽であれ美術であれ、個人経営の飲食店であれ、チームで何かをやるということにとてもリスペクトを感じるし、自分がそういったチームにたくさん影響を受けていることは間違いないし、自分も自分が引き出せるチームに出会いたい。

社会に出たことのない人間が言うのも躊躇われるが、ここでいうチームは仕事上の付き合いのようなものではなく、表面上ではなく、もっと真剣に対峙できる関係上の集団？のことである。急がない、急いでないけど、なんかそういう、仲間がほしいのです。

（ふりだしにもどる）

それは俗にいうパートナーなのか？！

私が今まで書いてきたような、今絶賛探している、バンド仲間のような人間は、多分私にとって最高の“タイプ”なのではないかと思う。なんとなくだけど。
別に性別も関係ないけど、異性であれば「え、この人と結婚したほうがいいかな」とか思ってしまっている自分が容易に想像できる。結婚してもなお、バンドはがんがん続けていくよ、みたいな。
（超☆余談：実際今誰かと付き合っても、水族館デートとかドライブデートに対してそんなに欲は湧かない。ただただ喫茶店、いや別に駅近のドトールでも、駅ビルの居酒屋でもいい。些細な話からそうでもない話までたくさん意見共有（っていうとお堅いが）できる時間があれば幸せだ！恋愛でお互いを高め合おうとか、最近冷たいとか、そんな悩みを抱えるんじゃなくて、ただ対等に、人vs人みたいな感じで、お出かけしてお話して、で十分だ。　〜余談終了〜）
バンド仲間が同性だったら、きちんとお互いの個室のプライバシーは守られたシェアハウスとかに住みたい。

また話が逸れてしまいましたね！

まあそんなことはまだ誰にもわからないのだけど。神も知りません。まあ土曜にシューイチを見るくらいの適当さで、見といてくださいな。二礼二拍手一礼。出雲大社のときは、二礼四拍手一礼。