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ここ数週間で試した自分の機嫌の取り方講評

10月1日から、なにが吉日だよと言わんばかりにすこぶる調子が悪かった。
調子の悪さはなんだかんだで17日あたりまで続いた。

大変だったと言ってしまうのが嫌なので大変だったとは言わないが、まあ、やることが多かった。全然大変じゃなかったけど。ちょっと忙しかったくらいです(私がいつまでも子供っぽいのはこういうところなんだと思う)。

自分も忙しければ、周囲の人間も忙しい。
元から周りを頼るのが苦手な性格の私に積み重なった数多のタスクは、すべて私によって処理させる運命にあったのだ。

もともと

人と会うと元気になる。人に会わない日は元気が出ない。

やることにまみれて人とゆっくり話す時間がない。会ったとしてもゆっくり話すような余裕が自分にはない。
自分が忙しい分、周りも同じくらい、あるいは自分よりもっと忙しいのではないかと思えば思うほど、タスクどもはこちらを見てくる!

はーあ、でも仕方ない。元気にならないとやっていけないのだ。変なところでポジティブを発揮する。

あらたに

じゃあ人と会わずとも、自分が元気になる方法を見つけてやろうじゃないか。
それくらい、かっこいい口調にでもならないと、どうにかやっていける気がしなかった。
なんか気づいたら休む暇のない10月を、休めないこと自体もう諦めて、人間として必要最低限の時間をいかに低燃費で過ごせるかということを考えた。
考えたというより、まあ気の向くままに動いてみた。

というわけで

私が今回やってみた「自分の機嫌の取り方」を覚えている範囲で取り上げて、講評してみる。

食事編

①一人トリキ

プラス:安いので罪悪感がない。一人であの量のキャベツを食べていると、自分はダイエット中なのだと脳みそが錯覚してくれる。ジントニックがある。
マイナス:盛り上がりすぎている店に入ってしまうとアウト。おひとり様に優しい店を推奨する。

②一人回転寿司

プラス:私の親は回転寿司で寿司以外を頼ませてくれなかった(ネタも海鮮でないとダメ)ので、一人でカウンターに座りサイドメニューやスイーツを頬張る背徳感。隣にOLがいると元気が出る。
マイナス:寿司だけ食べればお得感高めだが、色々ぐだぐだ長居しているとコスパは少し悪くなる。

③一人サイゼリヤ

プラス:鳥貴族同様安いので罪悪感がない。何せよ100円グラスワイン。世界一安く酔える。さらにおなじみの優雅な音楽が流れているので上品に酔える。最近はスマホでオーダーができるのでさらっと頼めるのが嬉しい。
マイナス:中学生の溜まり場、高校生の勉強会という名のおしゃべり会が開催されているときがある。サラリーマンすぎても飲みにくいので、ほどよい客層のサイゼリヤを選ぶとなるとそれなりに土地勘が必要。

④パンを買って帰る

プラス:いちじく、クランベリー、レーズンが入ったもの、リュスティックなど自分が好きなパンを見つけた時の興奮。鼻腔の幸福感。イケメン店員。
マイナス:すごい量を買ってはすごい勢いで食べてしまう。明日までに残したためしがない。デブの原因。

⑤クランベリーをジップロックに入れて持ち歩く

プラス:そもそもクランベリーが大好きなのでテンション上がる。飴ちゃんを常備しているおばちゃんの超上位互換になった気分。
マイナス:人によっては非常にドン引きされる(問題なし)

⑥知り合いの店に行きワインをかちこむ

プラス:お得に飲み食いできる
マイナス:高確率で声の大きい常連が途中から来る。それまでは店員さんと楽しく話せる。

衣・住編

⑦入浴剤を使う

プラス:よい。やはり嗅覚は脳に直で届く。
マイナス:香りがするのは最初のうちなので幸せの持続力は短い。

⑧ネイルをする

プラス:一ヶ月無条件に指先がかわいい。毎日見るものだからテンションは上がる。
マイナス:担当者、値段次第。

これで¥1,980という破格

⑨ちょっとお上品な格好をする

百貨店でも働けそうな格好をして大学に行ったりする。
プラス:謎の余裕が生まれる。
マイナス:そういう日に限ってハンカチを忘れたりする。

行動編

⑩ベランダで空を見つめる

プラス:そよかぜのよかぜ。たまに月が綺麗。
マイナス:外がうるさい。なんだかんだまだ蚊に刺されたりする(10月)。

⑪風呂で熱唱

プラス:一目を一ミリも気にせずに歌える。採点がないのでミスってもいい。
マイナス:近所迷惑説。浴槽の温度次第で本気でのぼせる。歌詞を見るためにスマホを見るので結局目が疲れる。

⑫ヒトカラ

最長4時間したことがあるが、おそらく1時間半くらいがベスト。
プラス:お酒があると宝鐘マリンとかを全力で歌える。脳みそがCreepy Nuts並みに冴える。
マイナス:帰り道虚無

⑬韓国語(あるいは他言語)で独り言を言う

プラス:言霊効果が薄れるので、マイナス発言をしても脳への影響が少ない。ネガキャンにならない。
マイナス:側から見たら変人

⑭実家に帰る

プラス:これが一番。何もしなくてもご飯が出てくる。家族と話せる。
マイナス:遠い。交通費がかかる。ロスになりやすい。

ちなみに実家というエッセンスを摂取するために、府内の親戚の家に夜ご飯を食べに行ったりもした。これが結構効いた。

出前寿司も含めて、“家庭”でしか囲めないテーブルがある

⑮散歩

プラス:運動になる。いろんなお店を知れる。
マイナス:ダラダラ歩かないように意識しなければいけない。暗すぎる道を歩くのは逆効果。

とりあえず

メモに書き溜めていた15個の方法を書き出してみた。
人には人の乳酸菌なので、この他にもいろいろな方法があると思うが10月前半の限界の私ができたことはこれくらいだ。

本当はもっと、革新的な何かを見つけたい。
薬をやりかねない人の発言だが。


まあでもね、気づいたのだ。
いくらこれらをやろうがやらまいが、一番大事なのは睡眠だということに。

高校まで日付が変わるまでに寝る生活が当たり前だった私は、やはり体内時計にそのリズムが刻み込まれているのか夜更かし生活が本当にあっていないのだと思う。

全ての電気を消して布団で見るyoutubeは最高だけど、私の目覚めが最悪なのは100%そのせいだ。

みんなこんなの読んでないで寝よう。
これから寒くなるから、どうかあったかくして。

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