水曜日の湯葉60 ◆ 靴下があらゆる衣類でいちばん楽しい
以前予告したとおり、音声コンテンツ「発声練習」の定期更新を終了し、それにともなって今月から「メンバーシップ限定短編小説」を始めようと思います。具体的にどんな感じにやるかは雰囲気で決めますが、この日記と合わせてよろしくおねがいします。
1月25日 水
体調を崩しているとき(数日前)に来たメールに「では締切を25日午前でお願いします」と書いてあった。ということに今日気づいた。しばらく落ち込んだが、こんなことで落ち込んでいては作家業はやってられないのだ。
アフタヌーン目当てでコミックDAYSプレミアムに課金しているが、それにともなって講談社の他の漫画雑誌もついてくるので、適当にぱらぱらと読んでいる。最近だんだん女性誌漫画の読み方がわかってきた気がする。
以前ある人が「男性作家が描く女性はファンタジーが多いが、女性作家が描く男性はリアルだ」てなことを言っており「そんなのは嫌だなあ」と思っていたが、あれはおそらく「女性作家が青年誌で書く男性」の話である。女性誌を読んでるとまあまあファンタジーなイケメンが出ているし、男性もファンタジーになる自由がある、と思えてくる。
「このマンガがすごい!」の「オトコ編・オンナ編」という分け方が以前は不適切に思えたのだが、最近は「どうも諸々の事情を勘案すると結局これが一番いいのではないか」と考えを改めつつある。
1月26日 木
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