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動物の名前に「夜の」をつけるとだいたい文学 ◆ 水曜日の湯葉152[10/30-11/5]

よくわからん理由で停止していた Threads のアカウントを、よくわからん手段で再生した。

あとは BlueSky もやっている。結構早い段階でご招待いただいたので5万番目くらいのユーザーです。どちらも X (Twitter) と似たようなことを投稿している。



10月30日 水

「なんかいい新刊ないかな〜」と書店へ行き、オモチャ売り場のブロックを見て衝動買い。プラスチック製の積木の中に磁石が入っていて、マイクラみたいに面どうしでピタピタとくっつく。昔からこういう立方体の連なった物体に執着してしまう。

ひとつだけ体積が違うのが気になる
磁石でピタッとくっつく
でかい立方体として収納できる

接着力はレゴに比べるとだいぶ劣るが、どの面も対称的で方向の区別がないのが素敵だ。やはり立方体は対称性が高くないといけない。

磁石にはN極とS極があるのに、どの面も反発せずにくっつくのが不思議だ。振るとわずかに音がするので、おそらく回転できる磁石が各面に貼り付いているのだろう。多分こんなかんじ。

内部構造(想像)

その複雑な構造のせいかブロック7個で2500円とかなり高いが、5歳くらいの幼児がいる家庭なら買ってみても損はないと思う。少なくとも僕は「もう1セット買おうかな」という程度にはハマっている。

公式の紹介動画


あと同じ書店で『ピアニストの脳を科学する』という本を買った。

ピアニストは1秒間に10回以上のキータッチを正確なリズムで繰り広げる超絶技巧の持ち主だが、その指の筋肉は一般人とあまり変わらず、それよりも指を動かす脳のほうに顕著な差がある、という話をしている。

脳と運動の関連性という視点で見ると、ピアニストという存在があまりに研究向けすぎる。幼少期から指の動きの訓練に何時間も費やす人たちが、すでにまとまった規模で存在しているわけだから。

人間の脳を研究するにあたって、発達に影響しそうな要素を人為的に実験することは許されない。「人間が言語を獲得する過程を研究しよう!」と新生児2人を人里離れた場所に閉じ込めた古代の王の逸話があるが、これは非人道的すぎてとうてい実行できない。


10月31日 木

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