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バリ島が子連れ海外移住に最高な理由【1年間のバリ島移住のキロク】

私たちは新型コロナウイルス真っただ中の2021年11月に海外移住を決行。
1年3ヶ月の間、家族でインドネシアバリ島に暮らしていました。
ちょっと昔の記憶を辿りながら書いていきます。

簡単に移住のきっかけを説明すると、新型コロナウイルスが流行りだしてから1年がたった頃。
夫の仕事はほぼリモートワークになり、「リモートなら海外でもいいんじゃない?」と無責任な考えが閃いたことがきっかけで、家族でバリ島に移住。子どもが小学校に入学するまでの1年3ヶ月過ごしました。

仕事ではなく、勝手に自分たちで世界のどこかに住もうと決めたので、まずは国探しから。
駐在ではないため、VISAの準備も保険も家も全部自分たちで準備をしなくてはなりません。(当たり前か…)

前置きが長くなりましたが、1年3ヶ月住んでみたら、バリ島が大好きになりました。
バリ島が子連れ移住に最高だった理由を書いていきたいと思います。

ヴィラに住める

移住先の希望条件の一つが「マンションよりも戸建て」。日本ではマンションに住んでいて、毎日のように男の子2人に「ジャンプ、走る、やめなさーい」の注意に疲れたのです。

東南アジアではコンドミニアムという日本でいう高層マンションにプールやジムがついたような住居を想像していましたが、バリ島は「ヤシの木よりも高い建物を建てちゃダメ」というなんとも面白い法律があり、小さなアパートかヴィラ(戸建て)が多いのです。

わたしたちが住んでいたところは、10軒程のヴィラが集まっていて、真ん中に共有プールあり。
いつでもプールで遊べて、敷地内はお庭感覚。家から子どもが飛び出しても車が来ないから安心。また、入口に24時間セキュリティもいて、週2でスタッフが家の掃除をしてくれてました。

こんな家は決して特別ではなく、観光地のバリ島にはたくさんあるのです。

マンションにはマンションの良さがあると思いますが、「海外」で「戸建て」に住めるのは、けっこう贅沢なことかと思います。

ヴィラのプールで涼みながらオヤツタイム

また、バリ島では家を借りるとき、敷金や礼金のようなものはなく、気軽に家を借りることができることもおススメポイントです。

遊ぶところがたくさん

暑い国への移住の心配事のひとつが、子どもの運動不足でした。外が暑すぎて、クーラーの部屋に篭りっきりになるんじゃないか。
でも実際は超体力がついた!一年中夏で、外遊びしやすいことも要因ですが、なんといってもすぐ海がある!
車で5分も走れば海だったので、よく行ってました。みんな各々、魚を見つけたり、砂遊びをしたり。長男は貝殻集めが趣味。
サーフィンしている子どももたくさん。
西側エリアの海だと夕日もセットで最高でした。(子どもたちはどんな時でも砂遊び)

夕日の時間帯は、たくさん海に集まってくる。


また、いろんなホテルが条件付き(使用料、もしくは、食事〇円以上など)でプールを開放。

公園の数は日本より少ないけれど、プレイグラウンドがついているカフェが多く室内でも遊べるところがあったり。

ビーチにある公園。後ろには牛が寝ている。

海で子どもが何時間遊んでも、こっちはビーチ沿いのカフェでワイン飲みながら「どうぞどうぞごゆっくり」なんて、ゆったりした気持ちで見守ってました。

子どもに優しい人が多い

バリ人は子ども好きが多いと噂できいてましたが、本当でした。
とくにまだまだ赤ちゃんな2歳の次男は大人気。といってもベタベタ触てくるとかではなく、騒いでいたり、暴れていてもニコニコしたあたたかい目線を送ってくれます。買い物のときは店内で遊んでくれたり。
住んでいるヴィラのスタッフさんも、お仕事大丈夫?というくらい遊んでくれる。
明るい人、控えめな人、シャイな人、色んな方がいますが、子どもとの距離の縮め方がとても上手な人が多かったです。
うちの子どもたちは、「大人=優しくて遊んでくれる人」というイメージが染みつきました。

配車サービスの充実

ここ数年で普及している配車サービス。東南アジアではGrabが有名でインドネシアでも使えますが、インドネシア発祥のGojekというサービスもあります。
このアプリ内で、配車サービス(タクシー、バイクタクシー)、GoFood(食事デリバリー)、GoSend(荷物送る)、GoMart(買い物デリバリー)などなど。また、送金やお支払いをすることもできます。

「あ、子どもが忘れ物しちゃった!」なんてときは、車で往復20分かけて自分で学校まで持っていくか、GoSendで150円ほどで荷物を送ってもらうか選べるのです。(だいたいバイクで持っていってくれる)
食事のデリバリー費用も、日本に比べると安く、近場だと100円くらい。まだまだ小さい子どもたち。ぐずって夕飯が作れないときは気軽に食事のデリバリーをポチポチしたのでした。

一昔前は、海外タクシーにぼったくりされないか、別の場所に連れて行かれないか常に気が張ってましたが、その緊張感がないだけでだいぶ生活が安らいだものになりました。

お手伝いさんを雇える

バリ島移住後、半年を過ぎて夫が一時帰国をするタイミングで、お手伝いさんを雇いました。
日本でお手伝いさんがいる家庭は数少なく「お坊ちゃま、靴下をはきましょう~」という印象ですが、バリ島ではローカルの方たちも含めお手伝いさんがいる家庭がとても多い。
金額はピンキリで、依頼の条件にもよるのですが、日本人が依頼する人たちは月に10000円~30000円くらいの印象。

また、お手伝いさんにも。当たりハズレ、色んなタイプの方がいるのですが、我が家に来てくれた方は、とてもいい方で、子どもとも相性ばっちり。
お掃除、洗濯、子どものお世話、バリ島の伝統を教えてくれて、最終的には日本食まで作れるようになってくれました。

お手伝いさんがいたことで、現地での安心感が増え、わたしにとっても、子どもにとっても穏やかに過ごせたきっかけになりました。

エアコンが少ない

これは完全にわたしだけが感じているおススメポイントかもしれませんが、バリ島にある個人レストランや子どもの学校は、開放的でエアコンがないところが多いのです。
自宅も昼間はエアコンをつけずにファンだけ。外は暑いけど日陰は涼しい。
クーラーが苦手で寒暖差アレルギー疑いの私には、とても有難い環境。
たくさん汗をかき、よく水を飲む。子どもの体にも負担が少なかったのかなと思います。

私はサヌールというエリアでしたが、林が多い芸術の街「Ubud ウブド」の夜は少し肌寒いくらいだそうです。

ちなみに、マレーシアに行ったときは、ビルが多く、どこ行ってもエアコンが効きすぎてすぐに体調を壊しました。体の露出が少ないムスリム女性のためかもしれません。


まとめ

世界を見ても、立地のいい戸建てに安い価格で住めて、お手伝いさんも頼める環境は、なかなかないのでは?と思います。

バリ島が「最高」だと感じた理由に、人との出会いも大きかったです。
次は、私が出会ったバリ人たちの性格やバリ島独特の宗教を書いていきたいと思います。

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