夫婦で箱根強羅、1泊2日旅行記。(前編)
※旅行に行ったのは緊急事態宣言前のことです。
久しぶりに硫黄臭のする温泉に入りたい、ということで、土日で箱根の強羅温泉へいくことに。
箱根は日帰りで2回いったことあるけど、強羅まで足を伸ばすのも、泊まりがけなのもはじめて。
混雑を避けるため朝7時に出たけど、高速に入る前に少し渋滞。
幸先不安だったけど、高速に入ってからは順調だった。
途中、海老名のサービスエリアによって朝ごはんを食べた。
お刺身がのった贅沢なだし茶漬けでからだをあたため、
鯵の唐揚げ柚子胡椒味と、揚げたてのじゃがりこ"ポテリコ"を買って車内へ戻った。
助手席でおやつを食べながら旅行するのは最高にいい気分になる。
箱根についたら、まずは芦ノ湖へ。水がとてもきれい。
カヤックに乗ってる人もいて、湖の真ん中から見る景色はもっときれいだろうなと、うらやましくなった。
次の目的地は、すすき草原。カーナビの導くままに進んでいると、偶然芦ノ湖スカイラインを経由することになった。
ドライブ好きの夫は、このサプライズに大喜び。私も助手席でのんびり景色を楽しんだ。
広場のようなところに車を停めたら、海まで見渡せる絶景スポットだった。
海の方は熱海? 右手に見えるのは伊豆半島?
夫婦ふたりとも地理に疎いからあやしいです。
スカイラインを超えて、すすき草原に到着。見頃は秋だけど、春でも十分に見応えがある。
茶色いふかふかな感じが、うさぎの毛並みみたいだね、といいながら歩いた。
天候にもめぐまれてよかった。
次は、火山ガスが噴き出る、大涌谷へ。
※妊婦さんや、持病のある人は、近づくと命に関わるそうなので、行く前によく調べてください。
もくもくと、岩からけむりが絶えずあがっている。硫黄の匂いもすごい。
地球って生きているんだなあと思った。
毎日午前中には売り切れてしまうと聞いていたけど、名物・黒たまごもぶじ買えた。
温泉池でゆでると殻が黒くなるらしい。
黒い殻を剥くと、見た目はふつうの白い茹で卵になる。
食べると白身はぷるぷる、黄身は味がしっかりしていて、とてもおいしかった。
このあと、まっすぐホテルへ向かう予定だったが、ポーラ美術館の横を通りがかったから、寄ってみることにした。
モネ、ドガ、ルノワール、ピカソなど、有名画家の貴重な絵を、直にみることができた。
美術館を堪能しおわり、やっと今回の宿へ向かった。
この旅の目的は「硫黄臭のある温泉に入ること」だから、温泉にちからを入れている旅館を夫が予約してくれていた。
大浴場以外にも予約制の貸切風呂もある。
チェックイン時に貸切風呂の時間と、晩ご飯の時間を予約した。
15時にチェックインしたとき、すでに2人ともくたくただったから、3時間ほど部屋で昼寝をした。
18時頃、晩ご飯の時間が近づいてきたから食事処へ行った。
食事処は部屋ごとに個室が用意されている。
予約の時間に入ると、すでに豪華な食事が用意されていた。
酢の物や椀ものからはじまり、おさしみ、焼き魚、牛肉、豚しゃぶ、蒸し蟹など、この世の美味しいものをすべて並べたようなメニュー。
和食が好きなら、これで満足できない人はいないと思う。
食べるの大好きな夫がお腹いっぱいになるほど、ボリュームも十分。
ご飯の後は、念願の温泉へ!
貸切風呂の予約時間まで余裕があったので、大浴場から入った。
※他に人がいなかったので写真撮りました。
お湯は乳白色でぬめりがある。温度は高めで、硫黄の匂いも濃い。温泉にきた!! という感じ。
脱衣所もきれいにしてありました。
部屋に戻り休んでいたら、貸切風呂の時間に。場所は別の建物のため、旅館の人が部屋まで迎えにきてくれた。
徒歩3分ほどの建物に案内され、温泉専用の入り口から入る。
貸切風呂は撮影禁止とあったので写真はないが、内湯も露天風呂もあり、泉質ももちろん大浴場と同じ。
貸切時間は50分ほどだが、お湯の温度が高いため、短時間でも十分に気持ちよかった。
部屋に戻りふとんにもぐると、温泉の効能か、すぐに眠たくなった。
2日目のことは、後半へ。
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