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自分、イチローくん知ってる?


自分はスパイクを手入れすることが好きだ。汚い土の汚れをふき取った後革にクリームがなじむあの感じ。

しかし最近からは、もう一つの理由でスパイクの手入れをしている。

ステッチの汚れまで落としたいです。


自分が好きな本「夢をかなえるゾウ1」に出てくるこのセリフ


この本は、突然現れたなぜか関西弁を喋るゾウの神様 ”ガネーシャ” がダメダメな主人公の夢を実現させるためにいろいろ教えを説いていくのだがそれが… という面白い本。

序盤、ガネーシャが最初に教えてくれること。それは、







「靴を磨く」


主人公同様自分も驚いた。こんな簡単なことで、成功できるのかと。

しかし、そのあとの文になぜこれが必要なことなのか納得がいった。




「自分、イチローくん知ってる?

イチロー君はな、ほかの選手が先に帰ってもずっと残ってグラブを磨いとったんや。彼はな、小学生のころからそうしとんのや。

『神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えられない』

言うてな。」
(『夢をかなえるゾウ1』水野敬也 p34)


自分にとっての商売道具。それはスパイクである。

サッカーをするとき自分を支えてくれる大事なもの


その教えからスパイクの手入れに、より気持ちを込めるようになった。今では、試合の前日には必ず手入れして臨んでいる。


競技は違えど、「モノを大切にすること」という本質は同じだと感じた。

これからも手入れという「靴磨き」に励みたい。


「夢をかなえるゾウ」おすすめなのでぜひ読んでみてください!!

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