見出し画像

5/21 野球部男子との思い出。

こんばんは。ふくだです。
夏の高校野球が正式に中止とのニュースがあり
いろんな想いの方が多くいらっしゃるんだろうな、と思います。

野球青年だった父は
高校球児を見に足しげく神宮まで
毎年通っていたそうです。
そして高校球児を見た日の父は、
どこか若くなっている気がします。
気のせいでしょうか。
高校野球って、それだけで青春の塊のような感じがありますね。
これは気のせいではないと思います。

やはり高校野球は
普段見ていない私でも
夏らしさ、とその切なさを感じますので
これが中止、となると何とも悲しい想いになってしまいます。
これも仕方の無いことだとわかりつつも。

私自身が高校生の頃は
バスケ部に所属していましたが、
自分の代の予選には友達と応援に行きました。

最後の予選で惜しくも負けてしまって
残念本選に行くことはできなかったけど
同級生のあの清々しい表情をふと思い出します。

あぁ、やりきったんだなと。

野球部のエースで、いつも笑顔だったその同級生は
誰とでも仲が良くて、憎めない人で。

同じクラスだった時にそんな彼と隣の席でしたが
私が当時ハマっていた山田悠介さんの本を
わざわざめちゃくちゃ怖い現代語の先生の授業中に読んで
ちゃんと怒られる、という奴でした。
(本はもちろん没収)

それでもやっぱり憎めなかったですね。
それぐらいさわやかな阿呆だったのかもしれません。
本当清々しかったんです。(笑)

ここからは何も甘酸っぱい展開はないのですが
高校野球と聞くと彼の事を毎年思い出します。

きっと、今年の高校野球の中止の事は
いろんな形で、
いろんな人の胸に残るんでしょう。

それでもここまでの道のりは
自分がやってきたことは紛れもない事実だと思います。
ちゃんと悲しんで、ちゃんと悔しんで
周りと共有して次に進めますように。
この経験が、また一つの糧になりますように。

そういえばあの時没収された本のタイトルは
何だったかな。

ではでは、明日もいい日になる◎

いいなと思ったら応援しよう!