MSCベリッシマ乗船記 DAY1
2023年7月某日。
半年前から予約していたMSCベリッシマ乗船である。
前日は楽しみすぎて、寝れなかった。ということはなく、子どもたちを寝かせてたらいつものように気絶したレベルで寝た。
執筆時点では一年前のことを書いているわけだが、帰ったら書こうと思って書きなぐってた文章をまとめている。
記録した去年の自分good jobと褒めたい。一年間書くのをさぼっていた自分は激しく叱責したい。これからは筆マメになろう。
さて、そんな雑談はさておき、出航日について書き始めよう。
乗船編
乗船前
船は横浜の大黒ふ頭から出航するが、そこまでは山下ふ頭(元町中華街駅から徒歩10分)から無料シャトルバスが出ている。
駅の改札を出た時から下船した前の組の人たちがぞろぞろ歩いてきており道に迷うことはなかった。
11時すぎには駅に着いたけど、シャトルバスの運行時間が12:30~ということで、公園前のegg'ssingsで早めのランチ。
近くにはマックもあるらしいけど、バカンスだから奮発しちゃっていいじゃないか!ということで。
店内から公園の方を見るとなんとなく乗船客がどんどん集まっているし、どんどん手続きを進めている感じがするので、運行予定時刻より早いけど12時ころには行ってみることにした。
実は今回初乗船とうことで、いい思い出になるべくちょっと奮発して「アウレア」クラスで申し込んでいた。全般に軽ーくVIPあつかいをしてくれた。
乗船時公園に着いたらこちらですよ~と案内され、手続きもどんどんできてすぐにシャトルバスにも乗れた。ここでパスポートを預けたなぁ。
そして、バス待ちの庶民を横目に、最速で乗れるバスの空きを探してくれて、待ち時間ゼロでご案内~。
大黒ふ頭での乗船手続きも待たされることなく、優先レーンでサクサクっとできた。アウレアの優先搭乗は列にいつでも並んでいいよ的なことを係の人に言われたけど、あとから見直すと、本当は優先搭乗用の入口があってもっと早く手続きができたみたい。
VIP扱いで列を抜かすことに罪悪感を感じたうちの子には「ちゃんと並ぼうよ~」と言われたけど、アウレアの正当性を主張してどんどん前に進んだ(小市民だから実は内心ドキドキしながらだったけど)
手荷物検査的なところで飲み物を没収された気がする(記憶があいまいです~)
サクサクいったとはいえ、乗船までに諸々1時間くらいは手続きに時間がかかったなぁ。
乗船手続きの時に顔写真をとられクルーズカード(船内で使う万能キーカード)を作成し、いざ乗船。十分予習してたけど、実物を見ると圧巻の大きさ!
乗船後
乗船した瞬間の感動は言葉では言い表せない。ましてや写真で伝えることは不可能だ。
船内探索するにもまずはクレジットカードの登録から。
クレジットカードの登録は旅行申込者のみ。今回は妻の名義を代表にして旅行を申し込んだので妻しか申請できなかった(他の人はメインの登録者に紐づく形)ので、妻にお任せ。
若干予想はしていたけど、この登録機械がひとすじなわではいかなかった。機械の指示とおり手続きしてもきちんと登録がされない。カードを読み込ませた後に指示のないタイミングで一度抜いて、再度差し込むと手続きが進むなど、熟練の技を要した。我が家も係のお姉さんにサポートしてもらってようやく登録が完了できた。何事も人を減らして自動化するってソフト・ハードの両面から難しいんだね~。
なお、5階エントランス横の機械は長蛇の列かつ、うまく作動しなかったけど、エントランスすぐ上の6階にも同じ機械があって、そっちはだれも使ってなかった。あとは長く続くプロムナードにある機械も誰も並んでなかったで。
自分の部屋に入れるのは15時以降だよと言われた(結果的には14時過ぎには「部屋に入れま~す」ってアナウンスがあった)ので、とりあえず船内散策。↓のところに行った。
・プロムナード:人が少ないうちに記念撮影必須。乗船客全員が乗ってる時はすいている時はほとんどない、ということで家族写真バチバチ
・プール:誰もいないけど、ライフセーバーがいたから泳いで良し。
預けた荷物がなかなか来ないが、手荷物の中に水着と簡単なタオルを忍ばせておけば誰もいないプールを独り占めできる(あとにも先にもこの時が唯一の独り占めチャンス)
・ビュッフェ:早速営業してた。
とりあえず席を確保して食事取り放題、飲み物飲み放題(アウレアはドリンクパッケージ込み)。部屋があくまでここで待機している人が多いみたいで結構混んでた。
自分は調子に乗ってビールを頼んだら、後々大変なことに・・・
乗船前にegg'ssingsで食べてないでさっさと乗ってビュッフェすればお金節約できたなぁ~、と貧乏性が頭をかすめたけど、あれはあれでいい体験だったと思うことにした。
船に乗ったとき(だったと思う)に案内をもらったので掲載。やっぱ紙は便利だよね。
出航編
出航は19時予定だったけど、19時10分ころになった。デッキで今か今かと待ってたけど、子どもたちは待ちくたびれて早くご飯食べようよ~、ってなってた。
今から出航しますよ~的なアナウンスとか汽笛はなくって、いつのまにか「あれ?なんか動いてない?」的な感じだった。
自分の中では汽笛がなって「わぁ!出発だよ~!!」ってテンション上げるはずがちょっと思惑とずれた出航となった。
時間は前後するが、スーツケースは17時までには部屋に届いてた。
事前に調べてたところによると
初日にスーツケースの中のものを全部出して部屋のクローゼット的なところに入れておく。スーツケースは帰る時まで開けないつもりで
ってあったので、それに倣った。服とかものを入れるスペースは割とあったし、結果的にはこれは正解だったね。
いくつか部屋に案内の書類が来てた。以下にて掲載。
夕食
我が家はアウレアのため、いつでも好きな時に行けた。実はその下のクラス(ファンタスティカ)だと指定された時間に行くか、追加料金払って自由な時間に行くかという選択肢だったけど、指定された時間が20時過ぎになる可能性もあったので、子どもが小さい我が家には非常に危惧するところであった(夕食時に眠くてごねられても困る)
ビュッフェは夕飯の場合席が取りやすく、好きな量食べられる良さがあったけど、やはり夕食はメインダイニングの方が満足度が高い。別料金払っていく良さげレストランもあったけど、最初の日のディナーは普通のとこのほうが良いというネット情報もあったし・・・。
メインダイニングだが、メニューはすべて子どもでも全部食べれる内容だった。前菜・スープ・メインと最初に一気に決めて注文するのだが、各段階で頼んでおかないと何もなくて暇状態が発生した。子どもの食べる量を考慮して一部スキップしたけど失敗だったなぁ。
(前菜タイム:前菜を頼まないとテーブルを空で待つ → スープタイム:スープを頼まないとテーブルを空で待つ、みたいな)
初日だけはメニューを写真に撮ったので掲載。翌日以降はPDFでダウンロードできることがわかったのでそれで済ませた。
夕食時に部屋の清掃がされていて部屋に帰ったらたった数時間で荒れた部屋がきれいに!
その時に翌日の新聞が配られて、翌日の予定を立てることができた。
初日のショーはマジックだった。マジシャンは日本人だったけど、言葉がわからない人でもできるようにほとんど言葉を使わない内容だった。
子どもたちは結構楽しんでた
事前情報だと船内のショーは30分前くらいから並んだほうが良い。それでも混んでるときは混んでる、って話だったけど初日はそこまでではなかったな。
その他初日に思ったこと
食べ飲みすぎ注意
ドリンクパッケージはマジで便利。うちはもともとついてたけど、気兼ねなくドリンクを注文できたのは精神的に負担がなくてよかった。いちいちお金を気にするのはよくない。
しかし、ビール飲みすぎた・・・
一日目は5杯くらい飲んで結構酔っ払ったし寝つきが悪くなったのだが、後々の疲れにつながってしまい反省ポイント。
あと、ビュッフェは食べ放題だし、レストランも好きなだけ注文できた分、調子にのって頼んで満腹。
初日は体調がよかった分無理しちゃえたけど、長い船旅を考えたら初日は抑えめにすればよかったですね。
旅のサポート
うちはJTBのツアーで参加したが、何かあれば相談できるJTBデスクは7Fにあった。ご丁寧にJTBからの案内が部屋に届いてた。(使わなかったけどw)
インターネット
船のネット通信サービスは有料(結構高め)だったので、申し込まなかった。着岸している時は通信できるかなぁ~と思ったけど通信は微妙だったな。
通信はできなくてもgpsで場所は取れた。都度海上での位置を見てたなぁ
とりあえず変なところにつながらないように乗船したらスマホは機内モードにした方がいいらしい。その後wifiをオンにして船のアプリを積極的に使っていこう。
洗濯もの
やはり1週間以上の旅になるので簡単なものとか水着は洗濯して再利用するのが定石かと。
物干しロープを持って行ったのだが、部屋干しするのに使うには括り付けるところがなくて困った。あと脱水機がないのでどんなに絞ってもどうしても水がぽたぽたしてしまう問題が発生した。
帰るくらいに気づいたけど、洗濯ロープはベランダの柱に結び付けると使える。水ぽたぽた問題も解決やな!(内側キャビンの場合はどうしようもないな・・・)
1日目のおわりに
船を散策したけど、広すぎて初日で船の全容把握はできなかった。
部屋の整理、出航、食事、ショーと分刻みで動いたので、優雅さは皆無w
そして、案の定興奮してなかなか寝れなかった。
サンライズとサンセットは必ず見たほうが良いという事前情報だったが、忙しくてサンセット見てる暇なかったわ(笑)
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