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MSCベリッシマ乗船記 DAY5

5日目ともなると、みんな疲れが出てきてだんだん起床時刻が遅くなる。
ってか船の面白いアクティビティが全体に夜型生活なんだもん。バケーションでも朝型生活の方がいいって、きっと。
上の子だけはいつもどおりだが、それでも少し遅くなった。他の人が起きて来ず、暇すぎて勉強してた。逆に偉い!

そして、自分は胃腸の調子が悪い。普通にごはんとか食べたらトイレこもっちゃう感じなので、朝食はフルーツ+ヨーグルト。欧米か!
他の人は遅起きのため朝食はなし。下の子は9時くらいに起きてるし。
その間、自分は上の子と二人で15階の一番でかいプールへ。外出日の早朝だったからか、3組くらいしか使ってなかった。ここがねらい目だな。船の揺れに合わせた波がすごくて楽しかった。
海水使っているのでめっちゃしょっぱいから、ガチ泳ぎはできんぜよ。

船は11:30に沖縄着岸だが、オプショナルツアーが1310集合のためランチビュッフェして人が少ない体育館で遊んだり、アウレアエリアでゆっくりした。アウレアエリアも人がいなくてゆっくりできたし、そこのウェイターの男性から話しかけてきて雑談を。
どうやらインドネシアからの出稼ぎで、妻と子供が国にいるけど、船員として8か月戻れない仕事らしい。家族とは毎日スカイプしてるって。

長い船旅だと顔なじみのスタッフとかできて後半仲良くなるとか事前情報にあった。特に食事とかで時間と場所が決まっている時とか。
スタッフによってはそんなことができる人もいっぱいいるんだろうね。
子どもに目を配らなきゃいけないという言い訳して、必要以上な交流はしなかったけど、話が通じそうな人がいたら雑談を仕掛けてもよかったのかもしれない、というのは次回への反省。
インドネシア語とかタガログ語の簡単な表現を知っていると仲良くなれるかも。

そして、全体的に船のスタッフ(掃除・給仕系)は東南アジアかアフリカっぽい人種が多かったな。生まれたお国の都合上、家族を残して出稼ぎなんだろうなぁ、会社の単身赴任レベルじゃなく孤独だし大変だろうなぁ。と。
日本もだんだんそんな国になりつつあるけど、何をするにも英語だよなぁ、とか色々考える機会にもなった(感想が人並感すごいけど)

沖縄ツアーはガイドの話が上手だったし、たぶん修学旅行客相手とかでよくしゃべってる内容なのか洗練されてて面白かった。

ツアーの最初は沖縄ワールド2時間。
正直、超忙しかったし、そのうち半分は買い物に充てられた。
エイサーショーを見た後、鍾乳洞コースと蛇さん見るコースに分かれて楽しんだ。下の子は連日の疲れと暑さでほとんど抱っこでした。
沖縄ワールドは1日だと若干持て余すけど、半日だとちょっと物足りない。そんな規模間。意外と園内移動でも時間をとられた。
とりあえず鍾乳洞の中は涼しくて快適であった(笑)

薄暗い鍾乳洞。足元滑るので注意。

沖縄ワールドは、鍾乳洞のほか伝統的な家屋、南国の植物、爬虫類館などあってまさに名前のとおり沖縄を手軽に体験できる初級者向けの良い施設だった。
沖縄文化の入口として、どこ行こうか迷った時の選択肢として、沖縄本島の南側の観光地として一度はぜひ訪れてほしい。

その後のニライカナイ橋と知念岬公園。
橋は通るだけ。公園は何もない公園。しかし、沖縄らしいきれいな海と空。

知念岬公園。実際は写真の何十倍もきれい。

ここでもやはり忙しいスケジュール。
公園では記念撮影バシャバシャ。フォトスポットとして良い。そして、公園の目の前の売店で買ったアイスと飲み物が超おいしかった(なんのこっちゃ)
入場無料だし、そんなに混んでなかったので沖縄を感じられるのでフリーで家族旅行する時にはいいと思う。
今回ツアーで回った沖縄ワールドからのニライカナイ橋・沖縄ワールドは沖縄本島の南側を楽しむベタなコースとして、自信を持ってオススメできる。

さて、船に戻って18:30過ぎに船に戻って19:30からショー。優雅さのかけらもないスケジュール。
入国手続きは相変わらず時間がかかる。今回の待機場所は室内が多かったので台湾よりは楽。

入国審査待ちの時の列の横に飾られてた。いろんな船が来てるんだなぁ

この日のショーは音楽系。知らない曲いっぱいだったけど、下の子はすごく楽しんでた。逆に上の子は疲れているのもあり、寝てた。でも、根本的には興味ないんだろうね(笑)
そして夕食はビュフェ。空いている席を、ということで最後尾の席にしたのだが、ガヤガヤうるさいし、ウェイターを呼んでも全然来ないので、席を移動。船の後方はスタッフが主に使用している箇所でもあり、ウエイターの配置とやる気が悪いので、できるなら真ん中の方のエリアの方がよいな、と反省。

そしてこの日の22:30からスイーツビュッフェ!スイーツといっても甘ったるい外国のケーキだけど。
事前情報によると開始時刻と言われているよりも割と早くから始まるとのことで、22:15頃に行ったら既に大行列。時間の感覚がアバウトなんだよなぁ。もっと早くてもよかった。

ついたら大行列
名物(?)のスイカを削って作った顔。食べられません。

スイーツビュッフェの仕組みは、皿をとると列に流されて、スタッフからその皿にひたすらケーキを置かれまくるスタイル。
おいしくなさそう~って思っても、置かれる。
拒否権はあるようで、ない。
特に子どもは主張も弱いので問答無用で置かれる。

1人1皿。これでも頑張って受け取りを拒否した方

スイーツの肝心のお味は超あまったるくて△。しかも夕食を食べ、体も休みたがっている23時ころなのでほとんど手を付けず。作ってくれた人、ごめんちゃい。
翌朝食べれたら食べようということで、半分以上手を付けず。(結局朝ごはんにも食べる気にはならなかったので捨ててしまった)
でも、夜中まで騒ぐいい経験をしたね(笑)

疲労が蓄積したうえでいっぱい遊んだので、この日は気合で乗り越えた感。
しかし、あとは横浜に帰るだけかと思うとさびしい気持ちも…。

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