アメリカ赴任日記 25年2月

アメリカに赴任して、4ヶ月が経過した。
生活や仕事もかなり落ち着いてきて、それなりに自分のペースのようなものやパターン化ができてきた。
単身赴任なので、家族が来たらパターンは見直しが必要になると思うけれど、備忘も兼ねて、現状を記録することにした。

1 衣食住の衣
私の住むオレゴン州ポートランドエリアは冬は雨季であり、冷たい雨が降る…はずなのだが今年は晴れが多い。南はカリフォルニア州にも接しており、当然雨が降らないと山火事のリスクも高くなるので、今年の冬はなんか変だぞと言っている人も結構いた。
気温は東京よりちょっと寒いくらいなので、服については日本から持ってきた服で事足りている。こちらに来てから買った服は以下のものである。

・無印良品のノーカラーシャツ
ノーカラーのシャツが欲しくなったので、ポートランドの無印で購入した。

・コロンビアのマウンテンパーカー
こちらでは雨が降っている時に傘を差す人がほとんどいない。みんなフード付きの上着を持っており、車から降りて目的地までちょっと歩く時にフードをかぶっている。私もメガネに水滴が付くのが嫌なので、フード付きの上着として購入した。

・ラルフローレンのシャツとセーター
アメリカの洗濯機はかなり服が痛む。アメリカの洗濯に耐えられる服として、アメリカブランドのシャツを購入した。Thanksgiving Dayのセールで安くなっていたので、セーターも買った。

・aloのスウェットとレギンス
アメリカにしかないブランド、タキマキもインスタでフォローしている…等の理由から購入した。あとはアメリカに住んでいると基本は車移動なので、ヨガやジムに行かないと運動不足になる。運動のモチベーション向上のためにも、aloのウェアを買った。lululemonは件の日本人差別の話を聞いて、買いたくないなと思ったので、aloにした。着心地はかなりいい。会計の時に日本円換算してはいけない。

2 衣食住の食
ポートランドエリアには、宇和島屋という日系スーパーがある。ただし、意外と宇和島屋に行かなくても、現地系スーパーにはAsian Foodコーナーがあり、醤油等を購入できる。宇和島屋やアジア系スーパー(韓国系のH Mart)でしか買えないものは、豚の薄切り肉くらいだろう。アメリカに来てから、日本の家庭料理における豚薄切り肉の重要性に気がついた。
私が通っているスーパーは、SafewayとTrader Joe's、Winco Foodsである。SafewayではDegital Couponを活用して、肉類や日用品を購入している。Trader Joe'sは冷凍食品と野菜がいい。特に冷凍食品のキンパやチャーハンなど、韓国系の料理が美味しい。冷凍のスズキも美味しいそうなので、今度トライする。Wincoは現金しか使えないがとにかく安い。日本人の中にはWincoの雰囲気が怖いと言う人もいるが、怖い目に遭ったことはないし、店員さんもやや適当であるが普通だ。食費は三食自炊たまに外食で月に300ドルくらいだ。

アメリカに来てからよく作っている料理
・ケールとベーコンのパスタ
リュウジ氏のペペロンチーノのレシピをベースに、Trader Joe'sやSafewayで購入したカット済みケールとベーコンを追加して作っている。子がこちらに来たら、辛くて食べられないので、本当に今だけのブームで終わる可能性がある。でも、配偶者は絶対好きな味なので、食べさせたい。

・チャーシュー
薄切りの豚肉が手に入らないので、塊の豚ヒレをチャーシューに加工し、カットして冷凍している。焼きそばやうどん、ラーメンを作る時に使用している。

・鶏の照り焼き
なぜかアメリカは胸肉よりもも肉の方が安い。基本的に1パックのサイズが大きいので、もも肉を買ってきたら小分けして冷凍している。キッコーマンが照り焼きのタレをTeriyaki Sourceとして販売しているので、ありがたく使っている。Marinated type(マリネ・漬け込み)はしょっぱいので、Baste and Glaze type(焼いてから和える)がおすすめだ。間違えてMarinated typeをbulk で購入してしまったのが現在の悩みだ。

・ベビーニンジン
皮を剥いて洗ってある状態で、カット野菜のような感じで売っている。味噌汁やスープに入れた食べている。切っても切らなくてもいい。

・ひき肉料理
ハンバーグやミートソースなどを作っている。アメリカでは真空パックでひき肉を売っているので、日本より日持ちが長い。一度にたくさんの量を作って、小分け冷凍してお弁当のおかずに使用している。

3 衣食住の住
家賃は基本的に会社負担である。駐在員の最も大きなメリットである。(会社により条件は様々であるが…)
一軒家やtown house等に住むか迷ったが、私は元来ズボラであり、庭の管理やゴミの曜日など忘れるので、apartmentに住んでいる。ジムもあるし、ゴミも自由に捨てられるので大変楽だ。入居してすぐに上階から漏水したが、住居1階に併設されているleasing officeに駆け込んだら、すぐに対応してくれた。
電気代や水道代といった光熱費は、全部合わせて今のところ月300ドルくらいだ。暖房代が結構高いので、ブランケットを購入した。
化粧品は日本から持ってきたものを使用している。徐々にamazon usで購入できるものに切り替えてはいる。Carol’s Daughterのシャンコン、Honestのクリーム、アメリカのものではないがLa Roche Posayの日焼け止めなど、いい感じで使用できている。
バスルーム関係では、排水溝が詰まったり、シャワーカーテンが苦手なので、まだバスタブには浸かったことはない。先日、足湯をしたが気持ちよかった。トイレは基本的に冷たい。家にトイレは2つあるが、コンセントがあるのは1つだけなので、配偶者が来たらそちらにウオッシュレットを設置する予定だ。

4 その他
今のところ、なんとか生活はできているが本当に孤独だ。幸いにも職場外にも会話を交わす人はいるが、なんでも話せる関係の人はまだいない。単身赴任をして、自分にとってどれだけ家族が大切な存在か身に沁みた。私には職場があるが、駐在員に帯同する配偶者の立場はより辛いかもしれない。



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